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47. 神様貯金

皆さんこんにちは!三浦優希です。今日は、僕が普段から心がけていることについて、触れていきたいとおもいます。それでは今回もよろしくお願いいたします。

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僕が常日頃からとにかく積極的にやっていることは、「徳を積む」ということです。聞いた瞬間、「はい?」と思われる方も少なくないかもしれませんが、本当にやってます。まあ「やっている」とはいっても、何か特別なことをしているわけではありません。とっても単純です。

僕にとって「徳を積む」というのは、
「どこかにいる誰かが喜ぶことをすること」
たったそれだけです。

例えば、落ちているごみを拾うとか、ドアを開けてあげるとか、荷物を一緒に運んであげるとか、本当に些細なことです。そしてそこには、「自分がよく思われたいから」とか、「認められたいから」とかそういった感情は全くありません。僕にとっては、例えばごみを拾う事だったり、困っている人を助けるということは決して特別ではなく当たり前の事だと思っています。そして、僕は自分がそういったことをしている姿を人に見てもらいたいとも思っていません。それはたぶん、「どこかの誰かが喜ぶことをすれば、それはきっといつか他の形で自分にも帰ってくる」と思っているからだと思います。

そして僕はこれを勝手に「神様貯金」と呼んでいます。たしかこれは、小学生くらいの時に自分で言いだした言葉です。「たくさんいいことをしておけば、いつか自分にもいいことが起こるだろう」といういかにも小学生らしい考えのままここまで育ちました。

こんなことを言ったら笑われてしまうかもしれませんが、例えば自分の打ったシュートがポストに当たって入るのか、それともポストにはじかれて外れるのかといった差は、普段からの行いで決まるんじゃないかと結構強く信じています。そういうタイプの人間です。全く根拠もありませんが、そう思っています。二つの事柄が全く関係してないとしても、「あの時いいことをしてたから、今このような素敵なことが起こったんだ」って思えるのが、僕にとっては小さな幸せです。

ひとつ面白いことがありました。大学初ゴールを決めた日の試合、私は控え選手としてベンチに入っており(今もそうですが)、出番は決して多くありませんでした。それでも、「チームの勝利のために何か貢献しよう」という強い思いをもってプレイしました。その少なかった出番で、私はブロックショット(相手の打ったシュートを自分の体でブロックすること)を2回成功させることができました。それも、失点につながっていたかもしれない大きなピンチの状態でした。毎回そうですが、パックが当たった瞬間は本当に痛すぎてなんとか足を引きずりながらベンチに帰ることが多いです。それでも、「そういった泥臭いことを行う選手の前に、必ず神様は最後にご褒美をくれる。」と信じてきました。

そしてまさしく、それが実現となります。試合終了も近づいた第三ピリオドにその瞬間が訪れました。僕は、相手のベンチ前でパックを奪い敵陣に攻め込んだのですが、その時、目の前にいた敵が自分のベンチに帰っていったんです。おそらく、選手交代のタイミングが悪くメンバーオーバーになることを恐れてそうしたのだと思いますが、結果的に僕の目の前から敵はいなくなり、とっても簡単に攻め込むことができたんです。そして、そのプレイが最終的に初ゴールにつながったというわけです。不思議なものですが、こういうことが起こると「やっぱり神様っているじゃん」って思ってしまいますね。笑

他の話で言うと、僕は試合中、たくさんごみを拾います。ピリオド間に控室に戻った時、みんなテープを巻き替えたりしますが、その使用済みのテープなどは、「ゴミ箱に向かって投げればあとはどうなってもいい」とみんな思っているんじゃないか?というくらい床にたくさん落ちています。

僕はこれを拾います。目についた範囲でですが。僕は別に、ごみを適当に投げることが悪いとは思っていません。「そんなことやる必要ない」と思う方もいるでしょう。でも、僕は拾います。なぜなら、「これをやることで次の出番で自分のもとにパックが転がってくる可能性が高くなるかもしれない」と思っているからです。

それが僕の考える「貯金」です。一種のゲン担ぎですね。笑 
でも、それでもいいんです。僕は決して強い人間じゃないし、ホッケーもずば抜けて上手いわけじゃありません。だから、こういう些細なことを気にしてしまうのだと思います。それでも、これはこれで一つの自分らしさなのかなとも思っています。それに、ごみを拾うことで部屋もきれいになるし、マイナスなことはきっとないでしょう。


まあこんな感じで、これからも「神様貯金」は続けていこうと思います。


P.S
先ほどの初ゴールの話を踏まえたうえで、もう一度ゴールシーンを見ていただけると僕の言っていることがよくわかっていただけると思います!目の前の敵がベンチに帰って道を開けてくれました。良ければ確認してみてくださいね。(ここにツイートを直接貼り付けようとしたのですが、上手くいかず・・。動画だからかな?)

というわけで、ゴールシーンはこちらから↓↓

https://twitter.com/yukimiura36/status/1089262304821239809?s=20

では、また次回のnoteでお会いしましょう!最後まで読んでくださりありがとうございました。

三浦優希



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