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【短編小説】石狩あいロード 4/4【Illustration by Koji】

短編小説「石狩あいロード」の最終話です。

この短編小説はKojiさんとのコラボ企画の作品です。
幸野つみが小説を書き、それに対してKojiさんにイラストを描いていただきました。

全4話。第4話は約7000字。全体で約20000字。

・第1話
・第2話
・第3話


それでは最終話をお楽しみください。
物語が終わります。




◆ ◇ ◆ ◇ ◆

石狩あいロード 第4話

小説:幸野つみ × イラスト:Koji


◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 いつの間にか泣き疲れて眠っていたようだ。

 あんなに泣いたのは、いつ振りだっただろうか。

 小さな頃から親には「泣くな」と言われて育ってきた。小学生の時にはもう外では泣かなくなっていた。中学生になる時には「もう泣かない」と心に決めていた。

 久し振りに泣いたから、泣き方が下手くそだったな。

 いや、泣き方が上手な人なんて果たしてこの世にいるのだろうか。

 目を開けると、ハルコはいなかった。

 体を起こして辺りを見回す。窓からは日差しが入り込んでいて眩しい。雨は上がったらしい。が、どこからか雨音が聞こえる。

 そう思ったが、それはシャワーの音だった。

 間もなくハルコがタオルで髪を拭きながらシャワールームから出てきた。

「痛みは大丈夫?」

「あ……はい。痛みは……『痛み』も、だいぶよくなったみたいです」

「そう? じゃあ、もうちょっとしたら出発するかな」

 慌てて時計を見ると、もう夕方になるところだ。

 帰りたくない。

 心の中で私が呟く。

「帰らなきゃ」

 ベッドに腰掛けたハルコに私は呟いた。

「ん。わかった。小樽まで送り届けるよ」

「ダメ! それじゃ……ハルコさんの旅の邪魔になっちゃう……私、それは嫌です!」

 ハルコは珍しく困り顔になって、それでも微笑んでいた。

 そして自分の荷物を引き寄せてごそごそと中を探った。そしてジーンズとパーカーを取り出して私に手渡した。

「これ、着替え。貸してあげるから。ルナもシャワー浴びといで。そしたらなんか美味しいもの食べに行こっか。アタシお腹空いちゃった」

 彼女はまたいつも通り、にっと歯を見せて笑った。

 私はその顔を見て何故だかとてもほっとした。




 トンネルを抜け、眩しい世界へとバイクが飛び込んだ。

 そして間もなく私達は海と再会した。幼い頃から見慣れた海のある景色が広がると、異世界から帰ってこられたような、そんな気分になった。

 青空を映した水溜まりがそこかしこで光っていた。バイクはそれを避けながら蛇行して進むが、時々大きく水飛沫が上がった。

 ハルコの服は私には少し大きいため、私は腕まくりをしてハルコの体にしがみ付く。バイクに乗ることに段々と慣れてきた気がする。

 きらきら光る大海原を横目にしばらく進むと、坂の上に石狩の道の駅が見えてきた。

「なんだか新しそうな建物だね」

 バイクを停めるとハルコは私のヘルメットを受け取り、機体に引っ掛けた。鞄はそのまま置いていくようだ。ジャケットは脱がず、前を開けるだけだった。

「あ! ルナ、あれ見てあれ!」

 ハルコが指差す方向を見ると、建物の前に屋台が出ていた。

「ほらあれ! あの、あれ、モウライ豚のぶたまんだって!」

 地名を読めるようになったことが嬉しいのかこちらを振り向いたかと思うと、私を置いて早足で駆けていった。

「すみません、ぶたまん二つください」

 迷うことなく勝手に私の分まで注文するハルコに私は呆れた。先程黙って私の話を聞いてくれていた女性とは別人に思えるくらい、彼女は自由だった。

「ここの道の駅は、何が有名なんですか?」

 屋台のおじさんにお金を渡しながら、ハルコは無邪気に尋ねた。

「ここかい。そだね。色々美味しい食べ物もあるけど、やっぱり夕焼けかな」

「夕焼け?」

 熱々のぶたまんを受け取りながら、私達はおじさんの話に耳を傾けた。

「そだよ? 西の海だからね、こっから見える水平線に丁度太陽が沈んでいくんだわ」

「ふーん……」

 ハルコが口を尖らせると、おじさんは笑った。

「信じてないのかい? ホントにきれいなんだから。ここはね、初めて北海道で『恋人の聖地』っちゅうのに選ばれた場所なんだわ」

「恋人の聖地……」

 私は口の中で小さく言葉を繰り返した。

「そだよ? あとはね、グリーンフラッシュって知ってっかい?」

「グリーンフラッシュ? なんですか? それ」

「知らんべ。夕陽ってのは真っ赤だべ? でも、グリーンフラッシュってのはね、真っ赤な夕陽が水平線に沈む、そのまさに、最後の、最後の、その瞬間にだけ、緑色に光る現象のことを言うんだわ。ハワイではグリーンフラッシュを見た人は幸せになる、特に恋人同士で見た場合には一生幸せになれるって言われてるんだって」

「え! すごい! それがここで見られるんですか?」

「そだよ? 空気が澄んでるとこじゃなきゃダメらしいんだけどね、ここでは見られるって言われてるの。ま……滅多に見られるもんではないし、おじさんもまだ見たことないんだけどね」

 豪快に笑うおじさんに感謝を告げてハルコはぶたまんを頬張ったが、まだ熱かったようで叫び声を上げた。




 私達はぶたまんを食べながら建物の中に入った。

 屋内で食べ歩きするのは気が引けたが、ハルコは気にしていないようだったし、そんなハルコを見ていると私の気持ちも大きくなった。それに、ハルコから借りたジーンズとパーカーを着ている今、まるで自分とは違う自分になったような気がして、ちょっとぐらいおかしいと思うことでもできてしまう気分だった。

「ハルコさん、こんなに寄り道してていいんですか……?」

 私が恐る恐る尋ねると、ハルコはぶたまんを飲み込んで言った。

「いいんだって。たしかにバイクに乗ってる時間も楽しいし、果てまで辿り着くことも目的の一つではあるけど。別に移動するためだけに北海道に来た訳じゃないし、せっかくだからその土地のものやその土地の人に触れたい、とアタシは思うな。それに、ルナに出会ってこうやって過ごす時間も、きっとアタシの宝物になる」

 ハルコがぶたまんを口に詰め込むので、私も真似してみたが、呼吸がうまくできなくてむせてしまった。




 二階に上がって奥へ進むと、ちょっとした博物館といった様子で、この地方の文化や歴史を紹介するパネルが並んでいた。

 私がとあるパネルの前で立ち止まると、ハルコもそこに書かれた文章に目をやって、静かに息を呑んだ。

 そのパネルには、この辺りで発掘される化石について説明が書かれていた。

「……望来では、望来層という地層があって、貝の化石がよく見つかるんです。夏休みに調べた時に知って……だからこの地名も知っていたんです」

 私はそう言いながらも化石についての文章を読み続けた。ハルコは私の横顔を黙って見つめていた。

「……なんで」

 地層ができた時代、発掘された化石の種類、発見された詳細な場所。目を通していくうちに私の目には涙が滲んだ。

「……なんで、もう見たくもないって思っているのに、こんなにも心が惹かれるんだろ」

 私にはもう涙を我慢する体力も気力も残っておらず、あっさりと涙は頬を流れ落ちた。

「すごいね」

 ハルコは私の顔に手を当てて親指で涙を拭うと、穏やかな声で言った。

「まるで恋みたいだ」




 この建物は、丘に面しており、一階からはもちろん、二階は二階でその高さのまま外に出ることができる。

 外は日差しが落ち着き、涼しくなってきていた。

 展望台があると看板が出ていたので、私達は丘のてっぺんを目指して歩き始めた。

「結構、坂が、ツラいね、こりゃ」

 小さな丘といっても斜面は急だ。ハルコはすぐに息を荒げ、私より遅れて歩いた。

「そうですか? 私が生まれ育った小樽は坂の街って呼ばれているので、これくらいは慣れたもんです」

 うしろでハルコは大声で笑う。笑った分、息が更に乱れるが、それでも彼女は笑った。

「アタシは、もう、どこに、行くにも、バイクだ。便利だよ、バイク」

 私は振り向いて、ハルコを待つ。

「私も……バイク運転してみたいな」

「お!」

 私が呟くと、ハルコは疲れが吹っ飛んだのか、目を輝かせた。

「いいね! バイク! まずは原付かなぁ」

「ゲンツキ?」

「小さいバイクはね、十六歳から免許取れるんだよ」

「え! 私もう免許取れるの? 嘘!」

「嘘じゃないよ」

 ハルコは私を追い抜かしながら、はははと声を出して笑った。




 帰ろう。

 心の中の私がそう言った。

「帰ります」

 隣を歩くハルコに私は言った。

「……そっか。わかった。でも、どうやって?」

 ハルコは息切れしながらも返事をした。坂道の終わりまではもう少しだ。

「ヒッチハイク」

 ハルコは驚いて私の顔を見る。

「嘘です。半分嘘です。ハルコさん、乗せてください」

 ハルコは嬉しそうに「なぁんだ嘘か」と顔をほころばせた。

「ん。もちろん、いいよ。小樽まで?」

「いえ。このまま北上してください」

「え?」

「このまま北上すると、留萌という街があります。留萌からは電車が出ているので、そこまではすみません、乗せていってください。これなら、ハルコさんに迷惑かけなくて済みますから」

 迷惑なんかじゃないってのに、とハルコは寂しそうに呟いたが、頭の中で私の決断を反芻しているのか、歩みに合わせて、そっか、そっか、どこでもいい、じゃ、なくなったか、と言いながら何度も頷いた。

 しかしそこでハルコは足を止めた。

「でも、大丈夫?」

 そう言われて私も足を止める。

 大丈夫、というのは、一人で電車に乗り小樽に帰ることができるのか、という意味ではもちろんなく。明日からまた学校に行けるのか、そういう意味だろう。

 大丈夫かな。

 心の中で私が呟く。

「……」

 私は無言で歩き始める。

 丘の頂上へと辿り着くと、目の前が大きく開けた。

「ん……」

 真っ赤な光が網膜を刺激する。私は思わず目を細めた。

 丘の上にはステンドグラスの窓が付いた砦のような建造物と、ハートの形をしたオブジェと、自由に鳴らすことができる鐘があった。屋台のおじさんが言っていた「恋人の聖地」という言葉を思い出した。

 海の方を向くと、小高い場所にあるため視界を遮るものがなく、日本海を一望できる。正面に輝いている夕陽の光を全身に浴びて、私も景色も赤く染まっていた。穏やかに波立つ海原には西日が反射しており、私達に向かってまっすぐに朱色の道が伸びている。水平線は赤く、そこから空へと、橙、黄、白、そして青へと美しいグラデーションになっている。その中をカモメが上下左右、自由気ままに風とダンスしているが、逆光になっており黒いシルエットとしてしか見えなかった。

「すごい……」

 あとから遅れて頂上へと着いたハルコが声を漏らした。

「……きれい」

 私達は二人並んでしばらくぼおっとその景色を眺めていた。徐々に徐々に太陽が水平線に降りていくのが感じられた。




「ルナは私に似てたから」

 ハルコは不意に話を切り出した。

「え? 私が? ハルコさんに?」

「不満? アタシと似ていたら」

 ハルコはにやりと笑って話を続けた。

「アタシもね、こんな性格だから、人に合わせるとかできなくてね。アタシ自身は大して気にもしていなかったんだけど、別に誰にも迷惑かけてないのにさ、アタシのことを煙たがって嫌がらせしてくる奴が出てきた訳。息苦しくなって、バイクで一人で走ってたら、それもそれでよく思わない連中もいたりして、余計にむしゃくしゃして。自暴自棄になって、いつ死んでもおかしくないような走り方であてもなくバイクに乗っていた時期があったんだ」

「そう、だったんですか……」

 私はハルコの方を向くことができず、一秒毎に色が変わっていく景色を見ていた。

「まぁ結局、旅先で自分の居場所や生き方を見つけたし、最終的には今のパートナーに拾われたからよかったんだけどね」

 ハルコは「めでたしめでたし」という口振りで冗談めかした。

「今朝、あの小樽の国道でルナを見た時にね、昔の自分と同じ雰囲気を感じて、ああ、こいつヤバいな、って思ったんだ。それで強引に保護したって訳」

「それは……ありがとうございました、でも」

 誇らしげに胸を張るハルコに私は言う。

「強引に保護って……これ、考えてみたら誘拐みたいなもんですよね」

 その言葉を聞いてハルコは高らかに笑った。

「いいよいいよ誘拐でも何でも。死んじゃうよりは比べもんになんないくらいマシだよ」

 そう言ってハルコが私の頭をくしゃくしゃ撫でるので、私は首をすくめて何も言えなくなった。




 太陽が水平線と触れる。辺りは一段と暗くなり、また一段と気温が下がった。

「ハルコさん」

 私はハルコに向き直った。

「ん? なに? ルナ」

 ハルコもまた私の方に体を向けた。

「ハルコさん、私の恋人になってください」

 見つめ合う二人の隣に佇む砦と鐘はさながらチャペルの祭壇で、海の上を私達に向かってまっすぐに伸びる夕陽の反射はバージンロードのようだ。そんなことを考えているとカモメがカアカア鳴き喚くので、酷い聖歌隊だなと内心笑った。

 目の前の相手は優しく微笑みながらも、私の真意を探るべくこちらを見つめ返していた。

「恋人になると言っても、このあとお別れするまでの期限付きです。でも離れ離れになったとしても、一時の間だけでも、この世でたった一人だけでも、私のことを好きでいてくれた人がいたと思えたら……この気持ちを私の初恋と呼ばせてくれたら、私は……私はきっと、大丈夫です」

 そこまで言って私はうな垂れた。

 相手は女性だ。しかも恋人がいる。そして、彼女は今朝知り合ったばかりの他人だ。

 何を言っているんだろう、と自分でも思う。

 言い終わってから急に相手の反応が怖くなった。

 いつかのようにごちゃ混ぜの感情が込み上げてきて、私は拳を強く握り締めて、自らの掌に爪を突き刺した。

 その両の手に、彼女の手がそっと添えられた。

「恋人になろう、ルナ」

 私はハッと顔を上げた。拳は力を失った。その手を彼女の手が優しく包み込み、自身の眼前まで引っ張り上げて四つの手を合わせると、彼女は私の手にそっとキスをした。

「好きだよ、ルナ」

「私も……私も、好きです……好きだ、ハルコ」

 私の目からは、今日何粒目かわからない、どこにまだ隠れていたのかもわからない、涙がぽろぽろと零れ落ちた。

 ハルコは私のことを強く抱き締めた。

 風と波の音楽が一斉にボリュームを上げて私達を祝福した。

「あ……」

 ふと海の方に目をやると、太陽の光はそのほとんどが水平線に身を隠し、最後のほんのひとかけらだけがゆらゆら光っていた。

「……沈むね」

 眩い太陽の光線がなくなっていく、その最後の最後の瞬間に、一度だけきらりと閃光が瞬いた。

「ん……」

「え?」

「あれ」

「今」

「見た?」

「見た!」

「緑色だった?」

「グリーンフラッシュ?」

「え、気のせい?」

「嘘!」

「マジ?」

「見ちゃった?」

「すげえ」

「滅多に見られないのに?」

「まだあのおじさんも見たことないのに」

「幸せになれるかな」
 私達は興奮して、ぴょんぴょん跳び跳ねて、無意味に相手の肩を叩き合ったりして騒いでいたが、不意にハルコは喋るのを止めて私の顔をまじまじと見つめてきた。

「どうしたの……?」

「……かわいいね」

「え?」

「ルナは、笑顔もかわいいんだね」

 そう言われてようやく、私は私が笑っていることに気が付いた。




 それから私達は留萌まで向かった。夏はもう終わりだと言わんばかりに夜の風は冷たく、私はハルコの背中に寄り添った。

 走っている間、制服を風に晒して乾かした。私は駅のトイレでハルコの服からそれに着替えた。

 小樽まで乗り継ぐ切符代はぎりぎり持っていたのだが、「バイクの免許取るには金が掛かるからね」と笑ってハルコがお金を出してくれた。

 改札を通る際、私が「お別れだね、ハルコ」とまるで劇中の台詞のように言うと、ハルコもまた「ああ、さよならだ。またいつか会おう」と芝居じみた言葉を返してきたのでおかしかった。

 電車に乗り込んで椅子に座ると間もなく、乗客がまばらな状態のまま電車は発車した。窓の外では街の明かりがあっという間に遠ざかっていったが、不思議と寂しさは感じなかった。

 今胸を満たしている感情の名前を私はやはり知らない。しかし、朝とは違っていて、決して不快な感情ではなかった。

 今度は私がバイクに乗って彼女に会いに行こう、そう思うが、彼女の住所も連絡先も聞いていないので、もう二度と会うことはないのかもしれない。

 でも、それでも、もう、大丈夫。

 車窓に映る自分の顔を見て、私はそう思った。

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Illustration by Koji









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~「石狩あいロード」関連記事一覧~
本編
・第1話
・第2話
・第3話

あとがき
・幸野:Kojiについて(あとがきに代えて)
・Koji:物語と抽象画 ~幸野つみさんコラボ企画あとがき~

その他
・裏話① 登場人物の名前について
・裏話② 作品タイトルについて
・裏話③ 物語の作りについて
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