「私なんか」禁止。

今日、ローランドの本を読んだ。

そして気付いた。この本は、「自信のなかった自分」が読むべき本だったことを。だから、NOTEを書きます。

当初読んだきっかけは、「ローランドの面白い名言を知りたい」だったが
「自分に自信を持てない人は損だ」と気付かせてくれるきっかけとなる本だった。

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私の経験:
私は昔、自信家が嫌いだった。
そういうこともあって、自分が「綺麗だね」とか「賢いね」と褒めて頂いた時も謙遜の言葉を必ず返していた。
「いえいえ私なんかそんなことないですよ」とか「まだまだです」のように。

これには、自分なりの考えがあった。
謙遜すること。それは、自分にとって美徳だと思っていたのです。
自分の自信を他人に示すことは、恥ずかしいことだし、みっともないこととすら思っていたのです。

けれども、ローランドの本を読み終え、気付いたことがあった。
ビジネスにおいて、自分の周りの尊敬している人や、「一流」と思う人は皆自信家だ、ということを。

考えてみた。
自信家のリーダーと、自信家でないリーダーがいたら、どちらと一緒に働きたいかを。答えは一目瞭然だ。

自信家は、他人にプラスの影響を与える。
ついていきたい、と思わせるだけでなく、その人自身もモチベートされるのだ。
さらに自分にもプラスの影響を与えると思っている。

普段の物言いには、「言霊」がやどっていると思うから。

「企画あんま考えたことがないので、ちょっとどうかわかんないんですけど、まず1案目は・・・」

「これはめっちゃ面白いと思えた企画なんですけど、まず1案目は・・・」

この物言いも、どちらの企画を採用したくなるか、どちらのクリエイターと働きたいか、明らかだ。

結局、謙遜は自己防衛でしかない。
万人に嫌われたくないというエゴでしかない。
(万人に好かれて、何になるのだろう。)

自信を感じる言葉を使える人ほど、信頼されるし、ついていきたいし、
共感される人間だと思う。

企画も、本当に良いものとして評価されていくと思う。

私は、丁寧さや誠実さの意味を履き違えていたように思った。
だからもう明日から、謙遜しない。「私なんか」は禁止。


ローランドさま、ありがとうございます。

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