松川行雄(ストラテジスト/小説家)

1958年生まれ、上智大卒、ブリヂストン入社。大和証券に転職。2社在任中、2度の香港駐…

松川行雄(ストラテジスト/小説家)

1958年生まれ、上智大卒、ブリヂストン入社。大和証券に転職。2社在任中、2度の香港駐在。93年、本社株式本部に戻り、優秀なアナリストたちから相場を学ぶ。99年退社まで、米国株の分析・判断で記録的実績を残す。証券、保険各社から講演会・セミナーを行う。また小説、エッセイなど多才!

マガジン

  • 長編小説 『Barracuda』

    スペイン統治時代の財宝を、外国人ダイバーたち(日本人を含む)が発見し、その舞台となったフィリピンのある島でおぞましい殺人事件が発生し始めたというものです。海洋アドベンチャーでもあり、ヴァンパイアや幽霊が出てくるホラーでもあり、四百年前の歴史と現在が交錯します。お約束の悲恋ドラマや濡れ場あり、ハリウッド的な勧善懲悪ストーリーそのままの、言わば娯楽小説の域を出ないものです。

  • #政治経済&歴史ネタ集

    毎日更新しているエッセイをテーマ別にまとめてみました♪

  • #文学・評論ネタ集

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  • #松川行雄の小説

    おひまなときに流し読みできそうなものとして、サラリーマン時代に書いた、私の経験や、完全創作、メルヘン~怪談まで幅広くまとめております

  • #考古学・オカルトネタ集#知ってはいけない話

    毎日更新しているエッセイをテーマでまとめてみました♪

最近の記事

ありがとうございました!

1年以上にわたって、NOTEで皆様にお世話になりました。 このたび、新たに「虎山人の閑話休題」として再スタートすることにしました。NOTEへの掲載は、23日(日曜日)までで閉鎖いたします。 と思ったのですが、せっかくですので、これまで書いたものは、当面NOTEでに掲載したままにします。 新規のエセーは、「虎山人の閑話休題」でお読みいただけたら嬉しいです。 これまでのご愛読に心から感謝申し上げます。 よろしければ、新たなサイト「虎山人の閑話休題」にお立ち寄りください。

    • 声を挙げよう~自由と民主主義のために

      「虎山人の閑話休題」に一つ、エセーをアップしました。是非、御覧ください。 https://www.matsukawa.work/zatsuwa/1536/

      • 台湾の人々へ~もう一息だ

        また【虎山人の閑話休題】に台湾のことを書きました。台湾のことであり、それはつまり、日本がなにをしなければならないか、ということです。 https://www.matsukawa.work/zatsuwa/1480/

        • 衝撃に備えよ。

          このところ、米中対立がエスカレートしています。この先にあるものとは? 動画で解説をしています。よろしければ、お立ち寄りを(youtube、無料ですから)。 二者択一~それでもわたしたちは、見て見ぬ振りをするのか。 https://www.youtube.com/watch?v=GVkNAvJDB6M 衝撃に備えよ~戦争モードに入ったアメリカ。 https://www.youtube.com/watch?v=u5F51EfirS8

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          197本
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          68本
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        • 株式投資の仮想運用 リターン目標+20%を目指す!
          0本

        記事

          大陸との付き合いかた

          【虎山人の閑話休題】に、ひさしぶりに、まともに書いてみました。「あの国」のことです。 大陸との付き合いかた(前編・後編) https://www.matsukawa.work/

          虎山人の閑話休題

          長らくおやすみしていましたが、本日から少しずつ、「虎山人の閑話休題https://www.matsukawa.work/」 で、駄文掲載を再開はじめました。 ご興味のある方は、ぜひお立ち寄りを。

          勝手ながら、しばしお休みです。

          これでほぼ連日書いて、425回を終えました。あらたな活動をしようと思っております。 目下、GWをはさんで、読み物(Work)、動画(Youtube)を逐次立ち上げているところです。 Noteはこれにてしばしお休みいたします。 以下、連日ではありませんが、さまざまなコンテンツを積み上げていきたいと存じます。これまでのコンテンツもすべて集めてあります。 よろしくご贔屓に。 【閑話休題】読み物(Work) http://www.matsukawa.work/ 【閑話休題】動

          勝手ながら、しばしお休みです。

          中国が自滅する

          これは452回目です。24日の日経新聞朝刊にフィナンシャル・タイムズの記事が紹介されていました。長文です。中国共産党の外交は、オウンゴールの連続だというものです。 ::: この記事、結構びっくりしたのだ。 冒頭で取り上げているのが米ウィスコンシン州の州議会議長ロス氏の話だ。 中国政府からメールが届いたのだそうだ。その内容とは、・・・ 『チャイナウイルス感染拡大に対する、中国の取り組みを称賛する決議案を議会に提出して欲しい。』 みなさんはこれをどう思うだろうか?

          神不在のままで、それは可能か。

          これは451回目。小説のお話です。昔から小説が取り上げる題材の中で、一番多いのが恐らく愛です。それは恋愛のような一対一の愛もそうでしょうし、不特定多数への愛もそうでしょう。十把一絡げに愛、ということで考えてみます。 ::: 歌謡曲でもそうだ。やはり人間、一番日常生活でこだわるのはこの愛なのだろう。 非常に混同しやすいが、恋(好き、嫌いの感情)と、愛とは違う。いや、違うものだと定義して考えてみよう。前者はきわめて情緒的、感情的、生理的な問題で、良い悪いを斟酌する隙(すき)

          神不在のままで、それは可能か。

          怪談~なぜ繰り返すのか

          これは450回目。怪談です。わたしの実体験には、まず聞いておぞましい話というものはありません。不思議な話は結構ありますが、身の毛がよだつ、という話はないのです。 ::: たぶん、以前、書いたことがないと思うので、書いてみる。 21世紀に入った頃の話だと記憶しているが、正確に何年かは定かではない。 仕事の提携先の会社が、都内に支店を持っていて、そこの営業課長と夜、会食したときに聞いた話だ。 その3-4年前と言っていたと思うが、札幌支店に転勤になった。妻と赤ん坊をつれて

          物事を延長でしかみない風潮

          これは448回目。メディア批判ということになります。メディアだけではありません。経済学者や、多くの市場参加者(専門家の方々)も同じ嫌いがあります。 ::: ウイルス騒動で、世界の景気が真っ逆さまだ。これからおそらく1-2ヶ月が、最悪のデータになってくるはずだ。45年ぶり、72年ぶりという、最悪データばかりで、まさに「ブリの大漁」である。 このためか、世の中これからとんでもないことが起こるという悲観論が、メディアの全面を覆い尽くしている。 馬鹿げた話なのだ。なんでも計量

          物事を延長でしかみない風潮

          自由か、さもなければ死か。

          これは447回目。ファシズムとはなんでしょう。ことばが曖昧です。議論するときには、やはり定義づけが最初に必要なのではないでしょうか。 ::: 何かとうるさいのだ。隣の半島や、中国、ロシアなど、だいたい決まった国が、日本のことを執拗にファシズムとか、ファシズムの復活とか、歴史を反省していないとかいうのである。 ファシズムという言葉の定義は非常に曖昧につかわれている。もともと戦前、ムッソリーニのファシスタ党に始まるこの言葉は、独裁的な敵を侮蔑するときに使われることが多いが、

          自由か、さもなければ死か。

          人間は自分をどう定義づけるのか

          これは446回目。人間の歴史は、ずっと自分たちをどう定義づけるかの変遷だったようです。 ::: ずっとそうだったのだ。 人間というものが始まってから、自分は誰なのか、どう定義づけるのかをずっと模索し続けてきたのだ。 昔、たとえばルネサンス前はある意味簡単だった。神の「啓示」がすべてだったのだ。 ところがルネサンスで大きく発想が変わった。天文学から激震が走ったのだ。地球が宇宙や世界の中心ではないということがわかってしまったからだ。 科学の一番重要な効果というものは、

          人間は自分をどう定義づけるのか

          ファーブルが見ていたもの

          これは445回目。昆虫学者として有名なファーブルです。先般、スティーブ・ジョブスが「知性の断片化」に対する答えとして、「リベラル・アーツ(教養)」を挙げたという話を書きました。その続きとでもいいましょうか。 ::: デジタル化が進むにつれて、どんどん人間の「知性の断片化」が進み、「個」の蟻地獄へと落ち込んでいく現代人。 このクライシス回避のために、スティーブ・ジョブスが唱えた一つの答えが「教養」だった。 一つの例かもしれない、と思ったものがある。 ファーブルとパスト

          なぜアメリカは怒るのか

          これは444回目。アメリカがトランプ政権になってから、我慢に我慢を重ねてきた結果、「物言う国家」として暴走しているかのように見えます。あらゆる分野で、メディアはこのアメリカ=トランプ政権の主張を非難します。ほんとうにそれは正しいのでしょうか。 ::: ものにはなんでも表と裏がある。しかし、メディアの反アメリカというスタンスは戦後一度も覆ったことはない。 なにもトランプ政権に始まったことではないのだ。 ことごとにアメリカは傲慢で、自己中心的だと批判し、トランプ政権にいた

          ポスト・ウイルス

          これは443回目。ウイルスの感染拡大で大変な状況にありますが、その後に起こることを、びっくりニュース的に並べてみました。 ::: 新型コロナ・ウイルスの終息のあかつきには、これまでの世界秩序とは違うことがたくさん起こってくるかもしれない。 要するに、それ以前の体制に対して修正が求められるというケースに、なにがありうるかということだ。わたしたちの日常生活では、なかなかこれまで浸透しなかった、デジタル・トランスフォーメーションが一気に進むかもしれない。 未だにタイムカード