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来月にはちゃんとするから。 #新元号と不倫

不倫がすきだ。ただしする方ではなく、見るのが好きだ(する方はしたことないから、好きかどうかも分からない笑)。上戸彩や斎藤工が出演する「昼顔」という不倫ドラマが大好きで、今でも映画の予告編を月に一度はYouTubeで閲覧してる。また小説やマンガも大好きで、軽く1回くらいしたような気持ちになっているくらいだ。

他人事なら、不倫はとても魅力的な恋愛だ。好きになってはダメなのに、日常では味わえない不倫の恋の魅力やドキドキに支配されていく。「やめた方がいい」なんて正論が響くわけもない。未来なんて無視して、熱狂的な愛のような感情に突き進んでいく……。

そんな不倫と新元号には共通点がある、と思う。

ヒミツの新元号

令和が発表されたとき、想像以上に熱狂していた。新元号の号外は多くの人が手を伸ばして奪い合い、Twitterでは発表後15分で37万ツイートになったらしい。

元号なんて年賀状や書類上くらいしか登場しないのに、何故ここまで熱狂するのか。もちろんマスコミが大いに取り上げたのもあるけど、新元号発表と不倫には共通点があるからではないかとかんじる。

不倫でよく使われる(と思う)言葉をみてみよう。
「これで最後」「誰にも言えない」「もうすぐ妻とは別れる」「ちゃんとするから待ってて」……

こうした言葉を新元号に当てはめると、下のようになる。
「これで最後」→「平成最後の…!」
「誰にも言えない」→元号発表まで厳戒態勢。絶対誰にも知らせない、漏らさない
「もうすぐ妻と別れる」→「もうすぐ平成と別れる」
「ちゃんとするから」→4月に発表、5月に令和になるから待っててね。

ちょっと無理やりなところもあるけど笑、要は「最後」や「ヒミツ」と言われると人は燃えるのだ。最後だと思うと、何かしたくなる。ひたすら隠されるものは、ついほじくり返したくなる。現状が終わり新しくなると約束されれば、希望を持つ。令和になれば、新しくいい時代になる気がしてくる。令和にみんなが夢中になったのは、そんな理由ではないか。

大抵の不倫と同じ?で、元号への熱狂も急激に冷めていく。だからこの熱が冷めないうちに、わたしの不倫愛?を添えて新元号の誕生を祝いたい。

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