インスタグラムの悪食視について。

インスタ映えについて「インスタ蝿」なんて揶揄されたことが久しいというか既に死語状態の昨今。

最近の調査だと30~40代のユーザーが増えているというデータも見かけました。(集計なんて作った側の主観丸出しだよ!でも参考にはなるよね)
それに引っ掛けたようなタイミングでフォトジェニックな家電売るぜえ~と、今更感ある某家電店とかね。
それはさておき。

そもそもフォトジェニックってなんだっけ?インスタグラムってなに?

フォトジェニックについては「写真映えしていること、写真映りの良いもの・状態」と解釈している。

インスタグラムは、写真などの静止画がメイン(動画もあるよ!)で、補足として文字やハッシュタグが付帯する情報媒体なので、フォトジェニックな投稿が多くなって辟易…というより、むしろ成り立ち自体が写真映えを目的とした情報媒体。

個人的にはインスタ映え、フォトジェニックが併記される違和感がある。
名詞化してしまっているので、しょうがない感もある。

個人情報とか民度とかそういうこともあるだろうけど

「自撮りがうざい」とか、「食べずに店舗前で写真だけ撮るのって民度が」とか「これ載せてだれにみせてんの?」とかあるんだろうけど、個々にストレスが無くサービス利用できる方法を模索している過程~結果がそれなのであって、強制的フォロワーに見せつけてる訳ではないのだし。

違法・犯罪行為は言うまでもなくダメだけど、せっかく手をかけるなら良いものにしようと頑張って手を尽くす事について、他人にとやかく言われる必要はない。

結局なにが要因?

サービスの利用者数増により、幅広い年齢層、多種多様な趣味趣向の人々が集まった結果、『個々の文化の衝突』が起きているんだろうなということ。

書いてみると当たり前のようにも思えるけど、たいして影響力のない一般人にも噛み付くような、独自の正義の心をもった検閲者達が増えてるなあと。
実はメディア偏向を願っている活動家かもしれない(そんな活動家いたらお粗末過ぎか)。

インスタグラムは文字メインの媒体より、視覚的インパクトが強いし、SNSという特性上、共有&伝播しやすい。
また、フォロワー外でも閲覧が容易であることもあり、やり玉に上げ(がり)やすい。というのもあると思う。

情報を鵜呑みにせず、自分の考え・意見を大事に

僕の場合、インスタグラムの批判的な意見を目の当たりにしたところは、一部のTV番組やまとめサイト、あとは情報系メディアの1記事内の一文なんかが主なのであって、実際はどうなんだろうか。
陰謀論的に様々な紆余曲折を経て、印象操作をされているんじゃないかとも考えているのはまた別の話(ファンタジー)か。

世の中の論調もしかり、TVやTwitter、Facebook、その他メディア。ほとんどの情報媒体で一介の利用者を安易に叩く。
叩いたら一瞬は気持ちがいいから、そういう人たちはクセになってしまってるのかもしれないけど、はたして問題の本質はそこなのだろうか?

アリかナシで語ってない?

結局のところ、「他人に自分の考えを強要しない。他人を貶めない。」これに尽きる。
食事に例えると、自分のお皿が自分の世界。他人のお皿の盛り付けがどうとかこれが足りないとか多いとか、いらんおせっかいしないで楽しんで食べてね。でも困っていたら助けてあげよう。

説教臭いけど、色んな文化(人種とか宗教とかそういう問題ではない。個々人の生き方)が自由闊達に混ざり合って、より良い暮らしが出来ると思う。
それがある程度出来る環境にいる事を自認すれば、些細なことにイライラしなくなるのでは?

もちろん、しんどくなったら、そのコミュニティ(サービス)から脱して、他のコミュニティに行くことも自分を守る/価値を高める意味であるなら、やぶさかでない。

最後に

なかなか消化しきれない事は沢山あるけど、自分の感情位は自分でコントロールしたいものです。自戒の念も込めて。

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