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映画鑑賞「エゴイスト」

映画記録
「エゴイスト」

少し時間の余裕があったので、最近、あまり映画を見ていないなぁと、思いいつものシネコンではなく、バスに乗って映画館に行ってきました。

今日は月初めのせいか、開場前にみなさん並んでいて、私がいつもいくシネコンにはあまり見られない光景で、もしや混んでるかなと不安でしたが、入ってみれば半数くらいの着席でしょうか。

久しぶりの大画面と、お腹に響くような重低音と、胸に刺さるようなハイトーンは、家では味わえないな。

映画館の醍醐味を久しぶりに感じとりました。

鑑賞記念のポストカード




◎あらすじ
鈴木亮平さん演じるバリバリの編集者の浩輔は30代。都内の夜景を一望できるタワマンにすみ、仕事終わりには気の置けない男友達と飲むのが息抜き。

ある時、お金があるなら、身体をきたえたらと、友人から

パーソナルトレーナーを紹介される。


それが、宮沢氷魚さん演じる龍太だった。

元々筋肉質の浩輔だったが、パーソナルトレーナーの龍太と一緒に肉体改造をめざすうち、

2人は急接近する、、、。


◎好きな場面
龍太の家に行って浩輔は、阿川佐和子さん演じる龍太の母に会う。

母の受け入れが自然でもあり、
動揺を隠すように立ち働いていたとも思える。

煮魚、ひじきの煮物など決して贅沢とはいえないが、母の心づくしの手料理を食べ、3人は何気ないなごやかな日常の会話をし、母を囲んで写真をとる。


◎感想
✴︎男性同士が愛し合う物語なのだが、誰かと親しくなって一緒の時間を過ごしたい、身も心も相手のためにできることをしてあげたい、そうせずにはいられないと思う、

そういう思いが愛というなら、やはりそれは相手の性とかは関係あるのだろうか。


今、そこに愛してやまない人がいる、ってことが人として尊い時間を過ごしているってことではないだろうか。

✴︎✴︎
そしてそんな2人を見守る母の思いは、、、。
シワを刻み白髪が混じる年代を迎え、様々な感情の中で息子を思う、素朴で飾り気のない母を阿川佐和子さんが演じている。

とはいえ、私も頭では理解できたつもりでも、家族の思いを知ったら、自分はどうなるだろう。冷静でいられる自信はない。

✴︎✴︎✴︎
そして何度も切なく、苦しい思いがスクリーン越しに伝わってきて、啜り泣く声は多分私だけではなかったように思いました。


白梅


◎今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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