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豚肉の紫蘇チーズ巻き。

私はよく空の写真を撮っていました。
散歩していたり、洗濯物を干していたりすると、ふと見上げた空がなんだか呼んでいるような気がするのです。

そして、そういえば、最近空の写真を撮っていなかったような気がしました。

でも、先週はベットの上から久しぶりに空を見上げました。私は発熱していたのです。そして食欲不振、お腹も張って、気持ちも下降気味でした。

果たして、体調は戻るのだろうか。

など、気持ちもしずんできていましたが、医療機関にかかり、Drの処方がよかったらしく、体調が戻って一安心しました。



今日は、夕飯のおかずを多めに作り娘のところに持って行く日でした。



メインは、冷蔵庫の豚肉の生姜焼き用薄切りスライスを使って、豚肉の紫蘇チーズ巻きを作りました。

豚肉を平らにし大葉を広げて、
細切りにしたチーズを乗せてクルクル。
それをフライにします。


揚げたものを縦に切ってみたら、
チーズがこんにちは、していました。







これは、大学時代の友達のYちゃんのお母さんの得意料理で、実家に帰った休み明けに、
「お母さんの豚肉のチーズ巻きが美味しかった。」
と、言っていたのを作りながら思い出しました。

私って、食べ物のことをよく覚えているなあと、改めて思いました。

Yちゃんとは、よく一緒に遊びました。買い物に行ったり、ご飯を食べたり。

そうだ、泳げなかったから、2人で水泳合宿に行ったんだ。

みんなが下宿生ばかりだったから、よくだれかの家でそうめん茹でたり、鍋作って食べたり、飲んだり。 



大学卒業してからも、子どもが生まれるまではよく数人で会ってた。


そして、私が結婚や夫婦のことで揉めていた時、誰にも言えなかったけど、Yちゃんだけには、電話した。

なんて話したか、なんて言われたかは、全く覚えていないけど、、、。
多分、いっぱい泣いたんだろうな。


その後も心配して手紙をくれたね。  


数年後、私はようやく腹も座り、生きてく覚悟もできてきたけど、人生で一番苦しい時に、話をする人がいたってことを、今思い出しても、涙が出るほど感謝しています。


私は母に
「自分のことは自分でしなさい」
「人を頼らない」
としつけられてきたせいか、苦しい時もなかなか人に話せないのです。

そんな私にもYちゃんがいてよかった。


それから、Yちゃんは私が適応障害で仕事を辞めた時、時々メールを送ってくれた。

心配してくれてたんだね。
本当にありがとう。


そして、そして、
いつか会ってお礼を言おうと思っていたけど、

突然、あなたはお空の彼方に行ってしまった。


えっ、そんなことって、、、。



でも、Yちゃん

これからは、私は無理をせず自分の足で歩いていくね。




そして、ちょっと疲れたけど、体調が戻り、またお料理できることが、何より嬉しいと思えた一日でもありました。

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