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なんでもない日

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無名の私がどうして信頼してもらえたのか

無名の私がどうして信頼してもらえたのか

先日、人生で初めてクラウドファンディングをチームで実施したところ、本当に有難いことに72人の方に支援してもらい成功することができました。本当に本当にありがとうございます。

世の中からすると小さな成功体験かもしれないけれど、私にとっては大きな学びの機会となった。

どうして、絵描きとして無名の私がこのように支援してもらえたのか。

それを考えたとき、1番シンプルな理由は「描き続けていた」ことかなと

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その気持ちを20年後も思い返すことのできる絵へ

その気持ちを20年後も思い返すことのできる絵へ

先日、立ち上げたクラウドファンディング支援いただいた方に用意したリターンに「あなただけの水彩画コース」がある。お一人お一人の写真をいただいて、描き下ろしの水彩画をお渡しするものだ。

そこで、描き下ろしの水彩画を制作する上で、大切にしたいことがただ一つだけ。

似せるためだけの絵でなく、想いを表現する絵にしたい。

描き下ろしの水彩画コースを選んだ方々にお願いしたことは、「どんな気持ちを絵に込めた

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個展「なんでもない日」を終えて

個展「なんでもない日」を終えて

若葉が目に眩しくうつる4月の日、人生初の個展を無事に開催することができた。

うまくまとまる気がしないけれど、ツラツラと感想を綴っていきたい。

個展は、夢のような時間だった。

約100名の方が変わるがわる足を運んでくれて、中には時間のない中タクシーで駆けつけてくださった方もいた。

最後の最後まで、この個展はうまくいくのか分からなかった。
だけど、設営しているときに瑞々しい色合いの絵が白い壁に

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その真っ白なギャラリーに恋をした、だけどそこには問題が

その真っ白なギャラリーに恋をした、だけどそこには問題が

個展「なんでもない日」を開催するギャラリーは、外苑西通り前にあるPopularity gallery&studioです。

光が差し込むその真っ白な一軒家の佇まいに、私はひと目見た時から恋をしてしまいました。

絵は水彩画で淡い色を使っているため、その色と調和する白いギャラリーを探していました。 Popularity gallery&studioは、柔らかな白い壁面や世界観に集中できる一軒家である

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個展「なんでもない日」に込めた気持ち

個展「なんでもない日」に込めた気持ち

初の個展を4月23日(金)〜25日(日)に開催することになりました。

コンセプトは「なんでもない日」
それは、
振り返ると愛おしく思う、些細で瑞々しい時間。

今日は、コンセプト「なんでもない日」に込めた気持ちを綴りたいと思います。個展を開こうと思ったときから、頭に浮かんでいたのはこの言葉でした。

私の絵にはよく「なんでもない日」という言葉が出てきます。

20年後の自分へ

私は、2018年

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