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日商簿記検定を取れば人生報われるのか?


日商簿記検定はどこの企業も求める資格で常に上位に来る人気資格です。
誰しもがどうせ勉強するなら報われたいと思っているはず。

今回は簿記を取れば人生報われるのか?について考えてみました。


日商簿記検定に合格すれば報われる可能性大!


日商簿記検定は企業から経営管理に求められる資格第一位としての地位を確かなものにしています。

日商簿記が、「就職に役立つ資格・検定ランキング」で2年連続(2021年度、2022年度版)第1位になるなど、日商簿記は、企業、受験者、双方の皆様から極めて高い評価をいただいています。

日商簿記検定公式HPより引用

これだけ多くの人が求めている資格ということもあり、合格できれば報われる可能性は大といえるでしょう。

実際に私も簿記の勉強をしたことがきっかけで、
人生が良い方向に転換した人間の一人です。

接客業のフリーターから正社員になって、年収も増加。ボーナスまでいただけるようになりました。20代の頃の自分では、ボーナスがもらえるなんて考えたこともありませんでした。

こちらのnoteにも書きましたが、
資本主義がなくならない以上、簿記は絶対に必要であり、
今後なくなることはありません。


日商簿記が無料で取得できる時代に


Youtubeにも動画が載っていたりしますが、体系立ててきちんと学習できる流れが組み込まれているかというとそうでもない印象。

予備校のサイトが一番でしょう。

CPA会計学院が運営しているCPA-Learningという学習サイトで無料で簿記の勉強を行うことが可能です。

公認会計士の受験に強い予備校なので、簿記の授業も信頼できます。
質の高い授業が無料で受けられるため、
日商簿記検定2級まではお金を払うことなく現実的に取得できそうです。

試験は電卓と計算用紙を使って行われるため、
ある程度書くための訓練が必要です。
紙の本を買うくらいの出費をすることをおすすめします。

仕訳はたくさん反復できるので、
ゲーム感覚で勉強できるアプリで練習しましょう。


ただし、思わぬ落とし穴に注意


簿記を取れば報われる。
現実的にその可能性は高いですが、落とし穴もあるので注意が必要です。

報われるコツは、報われようと思って勉強しないことです。

勉強するからには報われたい・・・!
誰しもが考えることです。

勉強を始める動機としては構いませんが、それなりに報われるまでには長い時間の継続が必要です。
報われるためには、報われるまで勉強を続けなければいけませんし、すぐに辞めてしまったら報われない期間も含め、無駄になってしまいます。


すぐに報われるもの=すぐに価値がなくなるもの


やったことが必ず報われるほど、人生はそんなに甘くありません。


やったことがすぐに報われるものというのは、誰しもができることなので、あなたにわざわざやってもらう必要がなくなってしまうからです。

すぐに成果が出て、すぐに報われるものはすぐに価値がなくなるものです。


わたしは小さい頃にやっていた習い事
部活動
大学受験
大人になってからのジム通い
資格試験の勉強

様々な分野にチャレンジしてきました。
当然うまくいったものもあるし、うまくいかなかったものもあります。

例えば資格試験は、簿記は1級まで確かに取得することができました。中小企業診断士にも手を出していますが、
講座の申込をしたもののしっくりきませんでした。
受験する前に向いてないなと思って勉強を辞めてしまっています。

いろんな経験をしながら、
報われたもの、報われないもの、
さまざまな結果を通して自分の適性が少しずつわかってくるのが人生というものなのではないでしょうか。

自分の傾向がわかってきたら、報われやすそうなものに手を出していけばいいのです。

報われそうなジャンルで面白いと思えたらしめたもの。
そういった分野に出会うことができたのであれば、
うまくいく可能性大といえるでしょう。

人生どこで報われるかわからない


わたしが簿記の勉強をしたときは、
税理士事務所に転職しようなんて1ミリも考えていませんでした。

将来には役に立つかなと思って始めたものの、やっているうちに次第に面白くなり、どんどんのめりこんで夢中になっていったのを覚えています。


勉強を進めていく中でより上位の資格を目指すようになり、気が付けば転職できる状態になっていたというのが現実です。

実際に転職活動を始めたのは簿記1級を取ってすぐではなく、
1級に合格してから1年以上も後のことです。

どんな分野であれ、
できなかったことができるようになるという過程は楽しいものです。

きっと人間の生まれつき備わった機能として、
そういう風にプログラミングがされてるんでしょう。


報われた後も人生は続いていく


さらに日商簿記検定に合格しても、そこがゴールではありません。
たとえ報われたとしてもそこが新しいスタート地点になります。

人生は続いていくのです。

日商簿記検定は、努力が報われやすい資格であるのは間違いない事実です。

どこで、どんな方向で報われるかわからないので、
報われるまでの時間は辛くてしんどい時間を過ごすよりも、
できるだけ楽しんで過ごしたいもの。

人生は過程を楽しめたらいいですよね。
結果も出せたら文句なしでしょう。








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