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愚かな母

AM5:30。
ウォーキングのために玄関を出ると
主人が私の方を向きながら
「イチロー(息子)が来てたよ」
と言った。

え?
一体どういうこと?
どこに来てたの?
もしかしてLINEがきてたってこと?
一瞬にしていろんなことが頭の中を駆け巡る。

急に立ち止まり、一点を見つめたまま
表情をなくして佇む私に、主人は
「その上着、イチローが着てたやつなのかい?」
と、言い直してくれた。

なんやー「来てた/着てた」違いか〜い😂

そうですともそうですとも。
このフリースも、中に着ているトレーナーも
息子のお下がり。
サイズが私にピッタリ。

実は昨夜、珍しく息子から電話があったのだ。
(あれっ、電話くれるなんて何かあったんだろうか)

電話が来ないなら来ないで生きているかどうか不安になり、電話が来たら来たで何か良くないことがあったのではと思い、これは一体どうしたらいいんだっちゅうねん😂(言葉が変?)

電話の向こうの息子は、
息子:「いや、別になにかあった訳じゃないんだけどさ。元気だよってお母さんに電話しようと思ってさ。」
私「えー!お母さん、ちょうどイチローのこと考えたんだよー。通じ合ってるねぇ」
息子「フフフ(失笑)。でさ、お父さんいる?」

なんやー。
お父さんに用事があったんかい!
まったくぅ、持ち上げて落とすところは父親ソックリなんやないかー😆

ま、ま、
それでも元気そうな声が聞けて安心したよ。
持ち上げて落としてもいいから、
たまには声を聞かせておくれ。

で、早朝ウォーキングで
また白鳥さんに遭遇したよ。


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