見出し画像

田舎に来たからには、畑で野菜を作ってみる!

今年の初夏から始めた庭の畑の夏野菜が次々と実り、今年は庭に出るのが一層楽しい。野菜栽培でわからないことが多過ぎて、色々勉強の日々の夏休み。この辺りは、庭で家庭菜園をやっている人がとても多くて、散歩していると、様々な野菜が実っているのを目にする。「ああ、ここの家はすごくいい感じに育っているな」とか「あんなに熟れているのに、まだ収穫しないのかな」なんて思いながら、歩いている。


オクラの花は本当に可愛らしい

数ヶ月前に一生懸命に土を耕していると、通りかかったおばさんが「そんなに深く掘らなくていいんじゃないの?!」と大声で声をかけられ、ちょっとおしゃべりしたら「うちの庭はもう綺麗に耕し終わっているよ。今度見においで!」と言ってもらえた。なんだか仲間に入れてもらえた気がして嬉しい。

庭で実ったのは、とうもろこし、ミニトマト、胡瓜、カボチャ、オクラ、紫蘇、枝豆などなど、こちらでは手に入りにくい日本の夏野菜がメイン。甘いとうもろこしが食べれるなんて、本当に幸せ。こっちではあまり新鮮な生のとうもろこしは見かけないし、売っていても甘くないことが多いから。(冷凍か、茹でたものがパックに入って売っていることが多い)


うまくできていた時の嬉しさったら!とっても甘かった


早速とうもろこし雑穀ご飯に

胡瓜も皮が固くて大味で中の種が大きいものが多くて、日本の細いやつは売ってない。だからうちで細いきゅうりが取れると、そのまますぐに食べてしまう。


苗はお客さんに分けていただいた

それでも、農薬などは何も使っていないので、白カビ病になったり、虫に葉っぱを食べられていたり、芽自体が出てくれなかったり、問題は常に発生!オーガニック農家さんを訪ねて見学させてもらい、いつもいくマーケットの農家さんに指導を仰ぎ、同じように畑を始めたヨーロッパ在住の友人と情報をシェアなどして少しずつ勉強、勉強。なんだか新しい世界が開いたみたい。

夏に日本に帰った時に、大阪の水茄子の農家さんを訪れた。その時に驚いたのが、土がすごい粘土質で硬い。農家さんがいうには、この土こそいい水茄子が作れるのだそう。そうか、うちの庭は海が近いから、砂みたいな土だ。これはなかなか遠き道だな。。

そろそろ秋の野菜の準備をしなければ。撒いてみた種は、ほうれん草、人参、紅大根、カリフラワー、春菊などなど。一つでもうまく栽培できますように!

それにしても、よく料理人が最終的に畑も始めてしまう、ていう話を耳にするけど、本当によくわかる。こんなに新鮮で日々の成長が楽しみな野菜たちを前にしたら、スーパーや業者から送られてくる野菜が色褪せて見えるのはしょうがないかもしれない。


ほぼ家にあるもので作ったお昼ご飯。中華そば風

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?