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息子が白血病になりました 18. ビーズ・オブ・カレッジ

入院してちょっと経ってから、ビーズ・オブ・カレッジという
血液や腫瘍の病気で長期入院をしているこどもたちを対象としたプログラムに参加しています。
ビーズ・オブ・カレッジはアメリカのアリゾナ州にある団体で、そこが中心となって活動をしているようです。
日本では、シャイン・オン!キッズという団体がそのプログラムを病院などに無償提供できるよう支援してくれています。
具体的にどういった事をやっているかというと、
抗がん剤を投与したら白いビーズ、輸血をしたら赤いビーズといったように、
ひとつの治療に対してひとつビーズがもらえます。
それを集めて紐に通していき、治療の過程を記録していきます。
そうすることによって、自分が今日までどれだけ頑張ったか可視的に表現することができるのです。
また、手術や大きな検査をした時にはとんぼ玉のような大きくて特別なビーズがもらえます。
ビーズをもらう時に、好きな色やデザインを選べるものもあるので、こどもたちのモチベーションにもなっています。
息子はまだ自分で紐にビーズは通せませんが、自分でビーズを選んだり、
繋げたビーズを時々袋(保管する可愛い巾着袋もいただきました)から取り出しては眺めたり、首や腕にかけて遊だりしています。
この2ヶ月で230個ほどビーズをいただきました。
退院する頃にはいったい何個になるのか、どのくらいの長さになるのかわかりませんが、息子、頑張ってます。

息子のビーズ

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