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アウェイ旅の記録(前編)。東京ヴェルディ VS ファジアーノ岡山(2023年第32節)

味の素スタジアムに来るのは2度目だ。
そう、昨年のあのくやしい最終戦。忘れてはいない。

それにプラスして、6月ホームCスタ、対ヴェルディの「あの」敗戦。
今さら語ることは何もない。「東京行こう」と言った相方も、特に思いはないらしい。

というわけで、「行きは始発、帰りは最終」のどっぷり1泊2日トーキョーツアーを企画。
もちろん、メインはサッカー観戦だけれども。
サッカー前編、それ以外で後編に記録していく。
(なお戦術面はまったくもってわかりません)

味の素スタジアムは、新宿から京王線で「飛田給」下車で徒歩になるが、一本道なのでとてもわかりやすい。
スタジアムまでの道すがら、同じく本拠地としているFC東京の選手の幟がずらりと立っていて、これはうらやましい。去年来たときは塚川くんの写真を撮ったっけなあ。

そしてスタジアムは、とってもとっても広い。田舎もんなので「おおーーー」と思わず見上げてしまう。
コンビニで購入したカツサンド(わりと験担ぎが激しい我が家)を頬張りながら、のんびり選手の練習を観る。

いいなあと思うのは、1階席と2階席の間をぐるりと回るビジョンをうまく使って、サポーターの応援を盛り上げているところ。選手チャントも画面に表示されるため、歌いやすく親切だ。そして、一番上の照明が点滅しながらぐるぐる回る演出にはびっくり。
ウチに専スタができたら、どんな感じになるのかなあ。

この日は2階席は開放されていなかった。

スタメンは、前節1-0で勝利した大分戦と同じ。
前半を辛抱強くスコアレスで折り返した後半、ついにゲームが動く。

後半5分、2人をかわしするすると左を抜けていく高橋選手→パスをチアゴ選手が受けてシュート、先制点!
遠目からは、チアゴさんひざまずいて何をしているのだろうと思っていたら、アシストしてくれた高橋くんの靴を磨いていたのかーふふふ。

そして2点目は、ゴール前で弾かれたボールを拾ったムークさんからのクロスが弧を描き、その先に走り込んでいた本山くんのヘッドにドンピシャ!
吠える本山くん、雄叫びは記者席まで響いたらしい。去年のくやしさをここで晴らしたな。

3点目を決めたのはルカオ選手。輪笠くんからの素晴らしい縦パスを受けて、キーパーに一度は止められつつ、落ち着いて流し込む。いつも本当にボールキープ力がすごくて貢献してくれていたから、ゴールが決まって本当によかったし御本人もほっとしているかも。

それでも東京ヴェルディの選手は最後まで諦めずに、3-0から2点取る脅威の粘り。うまい、みんなうまいよー。なんでアディショナルタイム6分やねん。

……そしてそして、めちゃくちゃ心臓に悪い残り時間がようやく終焉。ふうううううう。
アウェイの地で3点取って、しっかり逃げ切った我がチーム。やったぜ、俺たちはやったぜ(選手たちが)。
そしてありがとう。涙目。
いつもメインから遠目で見ていた勝利のダンスと、選手たちのこぼれる笑顔が目の前にある。幸せ。

(記念撮影の写真に初めて写った。ちっこすぎてどこにおるか紛れて全然わからんレベルやけど)


ライトアップもチームカラーのグリーン。いいね。

はあーーー楽しかった。
もちろん、勝ったからその気持ちはより強いのだけれど、コロナ禍以前のいつかのアウェイ以来、何年ぶりかわからん声出し応援にいつしか没頭した。
Cスタではメインからまったり観ているので、新鮮だったな。アウェイならでは、という立ち位置である。

今シーズンも残すところ、あと10試合。
そして、このチームを応援できるのも、あと10試合。
先のことを考えると寂しすぎるのでやめよう。
全力応援。どんなときも、最後まで。
そして次来ることがあれば、厚切り塩タン串食べたい。

おきらくなちっこいペンギン。ゆるーーーいファジサポ。介護とか雑記。