見出し画像

ランニングで見かけた直売野菜の「旗」に春を感じる

私がよく走る道の途中に、野菜の無人直売所が何か所かあります。畑が近くに広がるエリアです。スタイルはさまざま。ロッカーに野菜が入っていたり、台に置かれていたりします。半分以上は冬の間は閉鎖されていて、今頃になると「再オープン」していきます。

直売がまた始まったことに気づくのは、大抵直売所に旗が立つからです。畑の周辺は見通しのよい場所が多く、離れているところからでも目立ちます。特に風が強めの日は、派手な色がひらひらとはためく様子が視界に入ってきます。特に買う予定がなくても、ついスピードを緩めて何が売られているか確認してしまいます。

いま、春の野菜でよく置いてあるのは菜の花。私も大好きです。ふきのとうを売っているところもありました。

近くには菜の花畑も。食べるとほんのり苦味がありますが、花は甘い香りを出します。

ハウス栽培されたトマトの直売も始まりました。野菜の名前が直接書かれていると、「伝わってくる感」が強まります。朝採り、採れたて、など書いてあるとなおさらです。

風向きによっては旗の裏側しか見えません。文字が逆向きに見えるのも趣きがあるもの。十分読み取れます。

いちごは野菜か果物か?なんて話をときどき聞きます。専門的な分類では「野菜」になるようです。

私にとって大切なのは、「すばらしくおいしい」ということ。いちごの直売所(ここは販売する人がいました)からはフワッと甘い匂いが漂ってきました。

財布を持っていたから、買おうと思えば買える。でも、それなりのお値段。そして家までどうやって持ち帰るのか?結局購入はしませんでしたが、誘惑をはねのけて走り続けるのがひと苦労でした。

まだ冬眠中の直売所も、これから少しずつ旗が立っていくはずです。


この記事が参加している募集

ランニング記録

いただいたサポートは、ローライ35Sやローライフレックス2.8Cなどで使用するフィルムの購入や現像などに使わせていただきます。