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『違和感』と向き合う大切さ

自分の中の『違和感』をそのままに
見ないふりをして行動して、生きていく。
私にもその経験がある。

「なんかちょっと違うかも…?
でもきっとこんなものなのだろう」

自分を納得させて気づかないふりをする。
仕事でも、プライベートでも
かつての私はそうだった。

このnoteを読んで腑に落ちた。
少しだけ文章を引用させていただく。

『私は自分を大切にすることができなかったし、自分を大切にすることも知らなかった。周囲の期待に応えることばかり大切にしてきて、自分自身の気持ちと向き合うことをしてこなかった。』

この文章に、かつての私の全てが凝縮されている気がした。
周囲の期待や重圧、相手が望む行動や言葉。
それに応えることが、周囲への思いやりであって、私自身のためだと考えていた。
そして、それを私自身も望んでいると、思い込もうと頑張っていた。

でもそれは「私が私を蔑ろにしている」
ただ、それだけだった。

私は本当はどうしたいの?
どう思ってるの?
誰のためでもない、私は?

この問いかけに向き合っていくことは、とても苦しくて辛い。
現状維持でなぁなぁに、見ないふりをする方が楽だし、日本人は皆、そういう傾向があると思う。

でもこれと向き合った時間は、私が人生の中で最も、自分自身をちゃんと受け止めた時間だった。
苦しかったけれど、それを経たからこそ、変われたこともあった。

『人生100年時代』

友達、恋人、夫婦、同僚など
色々な形で、人と関わって生きていく。
出会いもあれば別れもある。

そんな中で、一生一緒にいるのは
他ならぬ『自分自身』だ。

それならば、私は自分を大切に、素直に生きていきたいと思う。
だって、誰も私の人生の責任を取ってはくれないし、私は誰かのせいにもしたくないから。

「自由」や「選択」には「責任」が伴う。
おそらく人は「責任」なんて追いたくないし、それなら流されて生きていく方が楽だと考えるだろう。
そういう人をたくさん見てきたし、決して悪いことだとは言わない、思わない。
価値観は人それぞれ。

そう思う反面、ただ、それで後悔しないのだろうか?と余計なお世話を思ってしまう。

『違和感』に向き合うこと、それは苦しいことだけれど、きっと乗り越えれば見えてくるものがあるから。
私はこの経験を、誰しも一度はして欲しいなと思う。

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