起業後の4か月で導入したサービスを振り返る
2020年11月2日に起業して、4か月が経過しました。心境として時間経過が速いのか遅いのか分からないくらいには複雑なところです。
今回は起業後に導入したサービスについて振り返ってみます。
背景としてTwitterで上記ツイートをしたところ反響があり、僕自身も振り返りたくなったのでnoteでまとめました。
実際に導入したサービスの費用、内容、感想をありのままに記載していきますが、僕が知らないだけで導入しなかったサービスも間違いなくあるのでその前提でご参照ください。
※金額記載はすべて税抜きになります。
1、採用
■bosyu jobs
費用:無料
※5名の応募獲得まで。6名以降の応募者対応は有料プラン。
内容:あの有名な「bosyu」の採用特化サービスで、昨年11月にリリースされました。募集求人を作成してSNSでシェアする事で応募者を集めます。また、bosyu jobsのサイト内でも求人が目立つ施策など実施されており、こちらからも応募があります。
感想:
非常に良かったです。サーバーサイドエンジニアの業務委託採用で活用した結果、約2か月で応募者4名が集まり、内1名から承諾を頂けました。4名の中でも採用要件満たした方がなんと3名も居り、母集団の質でも満足度は高かったです。
特にTwitterではベンチャー中心に求人シェアが拡がっており、創業間もない会社に興味を持って頂ける方々も一定数居たのは良かったですね。
■YOUTRUST
費用:無料
※導入というより個人アカウントのまま運用しています。
内容:『友人』もしくは『友人の友人』まで繋がることができる新しいSNSサービスです。求人募集も可能で、友人の友人まで見ていただけます。
感想:
運用次第で効果を発揮すると思いました。僕の場合だとエンジニア募集で活用したもののエンジニアの友人登録が少なかったため、応募には中々繋がりませんでした・・・
一方でビジネス職の方々は多いので、営業・マーケ・バックオフィス等の募集では再度活用していきます。
■HERP
費用:無料
※一部機能に限定した無料プラン。
内容:無料プランだと求人票作成&シェアやタレントプール作成が可能です。bosyu jobsやリファラルで接触して今々はご縁がなかったものの、状況次第では可能性がある方だと再アプローチの起点作りに繋がります。
感想:
今後の組織拡大で接触する方々は間違いなく増えるため、属人的にならず取りこぼし防止のために活用していきたいと思います。
2、営業
■クラウドサイン
費用:無料
※月間5件の締結まで可能。6件以上は有料プラン。
内容:契約書の押印締結を全てWEB上で完結させられます。とにかくシンプルで簡単。電子印をサービス上で作成可能であり、法的証拠力上でも問題ありません。
感想:
前職で必須サービスとして活用していましたが、今でも同様です。これがなければ押印締結で手間かかる事を考えるとゾッとします。起業直後に迷わず導入したサービスでもあります。
3、会計
■クラウド会計freee
費用:23,760円(年額)
※ミニマムプランであり、年間一括の支払いとなります。
内容:日々の記帳、入金・支払管理、決算書作成などが可能であり、チャットサポートもあります。
感想:
一番最初に導入したサービスであり、日々の会計管理はfreeeで完結しています。銀行口座と連携が可能であり、入金・支払管理をリアルタイムかつ一部は自動で出来るため操作しやすいです。
会計処理で悩んだ時に何度かチャット相談しましたが対応も早く全て解決に至ったので、フォロー体制含めて満足度高いです。
4、労務
■人事労務freee
費用:23,760円(年額)
※ミニマムプランであり、年間一括の支払いとなります。また、従業員3名までの金額であり、4名以上になる場合は1名辺り月額300円が加算されます。
内容:毎月の給与計算、年末調整、マイナンバー管理など使用可能です。
感想:
正直なところ労務領域の導入は悩んだのですが、僕にとって最も知見なく調べる時間も多かったため先月に導入しました。毎月データで残せる事や社会保険の計算など自動算出もできるため、知識が浅くとも『処理を間違えない』『後々から振り返れる』って点でメリットを感じています。
5、WEBサイト
■STUDIO
費用:980円/月額
※自社のドメイン接続可能なベーシックプランを活用。ドメイン接続しない場合、無料プランもあります。
内容:ノーコードでWEBサイトが作成できます。ホームページ作成やLP作成など柔軟に作成可能。知人のデザイナーさんから僕の状況踏まえてお勧めされました 笑
感想:
プログラミングスキルが0でもホームページやLPを作れるのが凄いところです。特にホームページは起業後だと法人口座開設等で要求される事もあるので、形だけ作りたいって時にピッタリだと思います。また、本格的なサイトも作成できるようです(僕はその域まで到達していません・・・)
6、その他
残りは細かいため、完結にまとめて紹介します。
※プロダクト開発で活用しているサービスもありますが今回は割愛します。
■Slack
費用:無料
※無料プランだとメッセージの閲覧&検索範囲が直近10,000投稿まで。ワークスペースに追加可能なファイルが5 GBまで。
内容:万能なチャットツール。フルリモートのプロダクト開発で日々活用しています。
■お名前.com(2つ支払いが生じています)
費用:3,660円
内容:法人用のドメイン取得。
費用:1,300円/月額
内容:サーバー維持費用。
■Gsuite
費用:1,360円/月額
内容:Gmailに法人用ドメインを連結させて使用可能。
<総括>
以上が起業後に導入したサービス一覧になります。有料サービスは全て記載しましたが、無料サービスだともしかしたら漏れがあるかもしれません・・・
上記サービスを全て月額で換算した場合、合計金額はなんと7,905円/月額になります。
法人向けサービスをこれだけ導入して、この金額で収まるって破格すぎて驚愕。正直、手作業で頑張る事が多いと覚悟していただけに嬉しい限りです。
開発された方々には改めて感謝の気持ちが湧いてきますね。予算限られたスタートアップにとっては本当に恵まれた環境にいるのだと再認識させられます。
金額だけでなくプロダクトとしても素晴らしいので、僕自身も良いプロダクト作りにより一層励みたいと思います!
おわり。
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