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自由人の脳みそ 高橋歩

人生はシンプルに生きた方がいい。

特に最近はミニマリストが流行していて、断捨離をはじめとした、物を少なくし本当に大事なことに集中する的な思考が目立っている。

本を読んでいると頻繁に出会う表現がある。「私たちの祖先はそもそも本能的に〜」「現代の生活になってまだたかが◯◯◯年しか経っていない〜」など。これは一つの説き方でもあるし事実でもある。

現代は、原始人よりエンターテイメント性は増えたわけだし、楽しめる物事の範囲も増えたはずだ。何かと便利で快適で普通に楽しいはず。

なのに幸福度とか、実感としての満足度はどうだろう。自分の生活に点数をつけるとどれくらいだろう?どこか素直に高得点をつけられない感じがある。

理由:物や情報や仕組みが増えすぎて対処しきれない人が続出しているだけ。

カッコつけた表現をすると、この世は虚構。誰かが作った仕組みやルールに乗っかっているだけ、と言う見方もできる。

それは別に嫌なこととは限らない。ただ、何となく従ってしまうから弊害が出てくくるんじゃないかと。秩序は大事だから法律はいい面が多いけど。

まずは自分のルールを作ろう。これが一番早い。何かを選ぶってことは何かを捨てること。人生は一回だし、体は一つしかないし。

僕の場合、ヘアワックスをつけない、スーツを着ない、テレビは見ないをルールにしてます。ワックスを洗い流す時間と手間がイヤだから。スーツは肩凝るし、テレビは受け身感が強いし自己成長につながらないから。

何が正解かは個人で異なると思う。テレビを切ったことで僕は間違いなく時間的に身軽になった。精神的にも物理的にも身軽になることはメリットが大きい。次の行動をすぐスタートできるし、それはつまり限られた人生でより多くの新しい経験に出会えるってことになる。

選ぶ。セレクトする。

両方キープってのは中途半端なのかもしれない。

白黒はっきりしろー!って話ではない。無駄なものから解放される喜びと、そのあとで出会う新鮮さを想像してみてほしい。

何かを選び、何かを捨てよう。



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