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ジビエ専門店をなんではじめたん??

「地球の幸せを夢みるバク」は京都のジビエ専門のビストロです。

ジビエ専門店。まさに普通のお肉は何にもないお店でした。

お店を始めたんは8年前。まだまだジビエは知られてない頃で「ジビエってなんですか?」ってよく聞かれました。

まあ、ずばり美味しいからです!料理人がそのお料理をつくるのにそれ以外の理由は必要ありません。そのジビエの美味しさを  ただただ広げて知ってもらっていく!それを目指すお店にしました!

初めの頃は牛、豚、鶏もおいていたんやけど、お客様に鹿や猪をすすめると「私は牛でいいわ。」「鶏がいいわ。」って言われた。でも、牛も豚も鶏もどのお店でも食べられる。そして鹿や猪はすごく美味しいのに先入観で食べてもらえない。

京都の人は実は保守的なので普通の食べ物が好きなひとが多いし、牛肉が好きやねん。では、どうする?ってなった。そして、ジビエしか置かない店を目指すことにした。そして、そのためにいろんなジビエを揃えることにしてん。ある程度揃ったところで全部のジビエをなくしたんやけど、お客様には衝撃的なお店になったことやろう。

そして、気が付いたのが、

なじみの食べ物がない店ってないんやな。ってこと

お客様がなんの店かわからなくて入ってきてメニュー開いてなに頼んだらいいかわからず固まって張ることがあって、最終的にうちではない店をすすめたこともある。

それで考えたんが、入りにくい店にすること。店の前で何の店か考えてもらうようにすること。そうでないと、お互いが不幸になるから。

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おいおい、予約が増えるようになって、うちの店の内容を知らずに来る人もいなくなって平和になったけども、途中までは「ジビエしかないけど大丈夫ですか?」って聞いてた。

そして、ジビエしかない店にするためにもう一個こだわったんは、美味しいジビエ料理の店であること。ジビエを揃えればいいわけではないねん。美味しいジビエ料理がたくさんある店でなくてはあかんねん。

そして、目指してるものは今でも変わらずそのままや。

さて、早くお店見つかりますように。

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