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indigo la Endのホールツアー。

まずはじめに、またindigo la Endのはなしかよ!
ってかんじですよね。申し訳ないです。
でも、これに関してしか、愛を語れないんです。お許しを。

11/15金曜日、神奈川県は横浜市、関内ホール・大ホールにて
indigo la End ONEMAN HALL TOUR 2019-2020「心実」
行ってまいりました。

待ち望んだ日だったうえに、座席も最高で。
スタンディングのときは、いつも左側(下手側)で見ていて
座席指定の時もだいたいなぜか、左側なのです。
今回もなぜか左側で、推しというか、ベースの後鳥さんとドラムの栄太郎さんが
めちゃくちゃよく見えて視界も最高でした。ぐへへ。

川谷絵音氏のファンだと思われることが多々あります。
もちろんそうなんですけど、それ以上に後鳥さんと栄太郎さんがすきです。
長田さんもすきです。あぁ、みんなすきなんですよね///

客層も本当にバラバラで、老若男女が集まっていました。
私の周り、比較的綺麗な女性が多くて、なんかよかったです。
そして、改めてホールが似合うバンドだと感じました。

さわやかに入場してきて、整って始まる。
衣装も各々スタイルに合っていて言うことなし!!!
川谷絵音氏スタイル良すぎ、長田さん胸元が良い、
後鳥さんシャツ!!!!栄太郎さん、サスペンダー!!!
いちばんすきなのは、コーラス、キーボードの
みおさんとえつこさん。
女性らしくて、上品で、毎回最高すぎて、
一生懸命見てしまうのです。

ネタバレしないために、セットリストは書きませんが
めちゃくちゃ情緒をくすぐられました。
今回のアルバムの曲はもちろん、昔の作品も組み込まれていて
久しぶりに聴けた曲もあってよかったです。

1曲目はこのツアータイトルにふさわしい始まりでした。
曲が終わるごとに「ありがとう」というところが、とてもよい。律儀。シンプルでいい。

長田さんがコード間違えたので、俺たちの問題だけどそこだけやりなおす。という自由なスタイル。

ちょっとノリのいい曲になると、メンバー全員が、よし!!!という雰囲気になるところとか、しっとりした曲になると、そういう雰囲気になるところとか。
それが普通のことかもしれないけれど、indigo la Endは雰囲気の切り替わりも楽しんでやっている感じがして、更に良いのです。

時間がたつにつれて、indigo la Endの世界観に引き込まれていきました。
ライブ中盤に、わたしのいちばんすきな曲があって、普通に涙しました。

あと、indigo la Endの良いところは
お客さんが本当に自由に音楽を聴いているところ。

”明るすぎてメンヘラが死にたくなる某バンド”などは、みんな拳をあげたり、手をあげたりして、ウェイウェイしているじゃないですか。一貫性のある動きで。

でも、indigo la Endは体を自由に揺らしたり、手をあげたり、ただ立っているだけだったり。めちゃくちゃ自由でいい。ちゃんと聴いている感じ。
本当に自由に聴いているし、手を上げるようなところは、メンバーの誰かがそういう動きをして教えてくれるので、上げたい人はあげるスタイルです。

MCは長田さんいじりがすごくて、めちゃくちゃ笑いました。
ちょっとワルぶる長田さんを、そういうのダサイからやめなよ、と、いなす川谷絵音氏。恥ずかしがりさんの長田さん。
メンバーの家の場所を聞き出そうとしたり
「北の国から」のモノマネを要求すると、えつこさんがキーボードを即興で弾いたり。
栄太郎さんはめちゃくちゃキレッキレで、すべりがちで、マニアックな笑いなんだけど、そこがいい!!!!!!
みんな個性的で、本当にバランスのいいバンドです。

ライブの照明の色とか、スモーク出てくるところとか、雰囲気も良すぎて。

ホールのいいところって、そういう雰囲気もそうだし
ゆったり聴けるからいいですよね。
フェスやライブハウスだと、
自分の立ち位置の確保に必死になったり
indigoなのに、最近押し合いみたいなのがあって
集中できないことも多かったので
ホールでやってほしいです。常に。

横浜は他の公演よりも1曲多くやってくれました。
(川谷絵音氏が言ってた)

以前indigo la Endについて書いたときに、
アウトロを長くやってほしいなぁ、と思った某曲は、
願いが叶いました。良すぎて震えた。
indigoにしかできないことを、indigoは演ってくれる。

MCで、「濡れゆく私小説」は夏くらいにできた作品なのに
もっとずっと前からあったような作品で、
新譜って気がしないし、お客さんも安心して聴けている印象。あまり自分の作品を聴かないほうなのに、
この作品は移動中などにも聴いていて、すくわれる。
みたいなことを言っていたのですが、本当にそれ。
作った人がすくわれるなら
聴く側の我々もすくわれるにきまってるじゃない。

聴けば聴くほど、なにかのすくいになっていくのです。
全部肯定してくれる気がした。

SOLD OUT しないバンドだったのに、SOLD OUTしています。
うれしいのと、これからもっと売れていって
チケットとれなくなったらどうしよう、
という心配もすこし。いや、けっこう。

昨日のライブには、SOLD OUTの理由が
全部つまっていました。

来年の10周年が楽しみでしかたない。

#いまから推しのアーティスト語らせて
#コンテスト
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