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本や絵本を書くことで伝えたいこと①〜生きていてくれるだけでよかった娘

【何を伝えたいのか?①】

通常なら、子どもの死に対する悲しみには触れたくないものです。

公の場に立ち、
自分の想いを伝えていくことは、
大変しんどいことであり、

悲しみの感情が出てきても、
少しは冷静に話すことが
できるようになってきた今でも、
時々ふとしたことで
悲しみはやってきます…

と前にお伝えしたことあると思いますが、

以前は悲しみが深すぎて、
お釈迦様のところに修行に行った
とか、
目に見えないだけでずっとそばにいるとか、感情にベールをかけて、
気持ちをすり替えていました。

この悲しみを癒すには、

共感できる人たちと想いを
共有することしかないのではないか?

と思います。

『空の上から見ているよ』は、

ドキュメンタリータッチの、
闘病記のようなノンフィクションの伝記(生きた証)でもあり、
メッセージを込めた絵を添えた本、即ち絵本です。

書くことにより、
私の内側に押し込められた
悲しみの感情を表に出し、癒していく…
という効果も期待していますが、

娘の残した感謝の言葉や、
病気で生まれた娘を育てたからこそ体験した、

子どもに対する「無償の愛」を伝えたいのです。

重症の心臓病で生まれて、
「こういう子どもたちは20歳まで生きられないことが多い」
と言われた娘を、

いつ天国に旅立つことになっても、 「ママのところに生まれて幸せだった」

と思ってもらいたいという一心で、
娘と接していました。

↑私の母が娘亡き後、娘の写真で作ってくれたもの。そういえば娘も、こういう感じで、私の母の真似をしていたのか、写真を切り取ってアルバムを作っていました。

病気で生まれた娘を育てるのは

健常児の2、3倍は手がかかり、
年の近い健常児の息子は息子で、
好奇心旺盛で女の子の2倍は大変!でした。

そんな子育てをしながらも、
娘は生きてくれているだけでよかった。。

だから今、
病気を抱えている子どもたちに
自分は病気だから迷惑かけている
などと負い目に思わないでほしい。

そしてまた、
病児と一緒に、同時に育てていたからこそ、思うところが多かったでしょう。。健常児のきょうだいに対しても、届けたい想いがあります。

②につづく…

著書『空の上から見ているよ』
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最後までお読みいただき、ありがとうございます❣️

夢の実現を応援するセラピスト、マヤ暦ドリームナビゲーター夢実ぴぃです。魂の使命を知り、亡き娘との体験から得たことが必要な方に届くよう、綴っています。2019年11月、著書『空の上から見ているよ』出版。続けて自叙伝・ストーリー性のある絵本の出版に向けて邁進中!サポートお願いします!