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人生の後半に差し掛かると、誰もが老化は避けられない。

社会の第一線で生きて来た人であっても、
50代になると、やはり第一線ではいられなくなるのだ。

スポーツ選手も然りで、20代から30代になるまでにピークを迎え、あとは気力、体力共に、緩やかに落ちていく。

その現実を受け止めて、又別の職業を見つける必要がある事を、スポーツ選手なら誰もが知っているのでないかと思う。

それに比べて、知的労働者という人たちは、なかなかその現実を受け止めにくい。

それでも、人間はいつか気力、体力の限界を知り、謙虚に、その先の事を考えていかなければならない。

人生後半の過ごし方について、紀元前1世紀の哲学者であるキケロという人が、
次のように語っているので、参考にしたいと思う。


「老人は(中略)肉体労働を減らし、頭を使う活動を増やすべきであるように思う。

相談に乗ったり、実用的な知恵を教えたりして、友人や若者、そして何より国家にできるだけ奉仕するよう努力すべきだ。 」

キケロは歳を取ってからの生き方について3つの信念を抱いていました。

「第1に、ぐうたらせずに、奉仕に専念すべきであること。

第2に、晩年に恵まれる最大の強みは知恵であり、学習と思考から生み出す世界観によって、他者を豊かにできること。

第3に、晩年ならではの才能を活かす手段が相談を受けることであり、お金や権力や名声といった世俗的な見返りを狙わずに、他者を指導、助言、教育すべきこと。」

いかがでしょうか?
知恵を生かし、晩年は他者に奉仕する生き方にシフトした方が良さそうです。

でも、それには生涯学び続けなければ、持っている知識も古臭いものとなってしまうでしょう。

常に新しい情報を仕入れて、常に知識をアップデートする人でありたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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