「感謝と祈り」第580話
私たち人間にとって、死は決して避けられないものです。
そして誰もがこの生を終えて、次の世代にバトンタッチする時が必ずやってきます。
死は忌み嫌うものでも恐れるものでもなく、自然の摂理そのものであると素直に受け入れられる人は、幸せだと思います。
これはシスターの鈴木秀子先生の言葉です。
あの大きなゆずり葉の葉っぱは、新しい葉っぱが芽生えると、その命を譲るかのように、自然に落ちていきます。
まるで次世代の子供達に、全てを託して、この世を去っていく先人達のようです。
親は、何も持たないで、子供達に全てを託してあの世に還る日がやがて来るのです。
全ての愛情を子孫に託し、私たちはやがて旅立つ用意をしなくてはいけません。
一方、生きている私たちもまた、前の世代から大切なものを譲り渡されて、このかけがえのない人生を歩いていることを思うと、受け取った宝をどのように活かすのかという別の視点も生まれます。
それぞれの立場で、一生を通して何を大事にし、何を譲っていくのか?
自分が譲り受けたものをいかに育んでいくのかをこれからも自問自答しながら、しっかり考えていきたいと思います。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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