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【大人は笑うとひらめく】
今日は笑いの効能について、ある研究を紹介します。

(明治大学教授、堀田秀吾氏の言葉より)

イタリアのイモデナ・レッジョ・エミリア大学のタラミらは、人が笑っているときの脳の活動を記録したそうです。

fMRI(磁気共鳴機能画像法)という機械を使って脳のさまざまな部位の活動、血流などを見ていったのです。

すると、人は笑うと、感情をつかさどる 「大脳辺縁系」、記憶をつかさどる「海馬」といった部位が活発になるほか、身体を動かすときに働く「運動系」も反応することがわかりました。

この研究で何より興味深いのは、年齢によって脳の活性化される場所が変わるということです。

場所が変わるとはどういうことかと言うと、若い人では脳の中で「報酬系」と呼ばれる部位が活発になります。

報酬系とは、喜びや快感に関連する部分で
「笑うこと」=「喜びになる」ということです。

一方、年輩の人になってくると、「デフォルトモードネットワーク」、つまり記憶や価値判断など、ひらめきにつながる部位がより活性化することがわかったのです。

これはつまり、笑うことで判断が早くなったりいいアイデアが生まれやすくなったりするというわけです。

笑うことは、実用的な部分でも重要な役割を果たしているということになります。

特に大人の人ほど笑うことが実用性に直結しますから、笑う事によって、一見くだらないことや意味のなさそうな事が、人生では重要な役割を持っているのです。

年齢を重ねると、どうしても判断力が鈍くなります。

定期的に、リラックスしたり、たわいのないおしゃべりで笑う事によって、ひらめきやアイデアが浮かぶようになったらいいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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