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1セメを終えて。

ついに明日から2セメが始まるので、その前に備忘録的に今の心境を書き留めておこうかなと思います。
思ったことをつらつらと書いていくので、長文・乱文です。話が二転三転したりします。ご了承ください。

なんだかんだでもうドイツに来てから半年が経ち、今まで一歩も海外に出たことなかった私が、すでにヨーロッパ内の旅行くらいならビビらずにできるようになりました。ただ、ヨーロッパはアメリカとかと違い英語が通用しない場合があるのが痛いですね。と言いつつ私がそういう国(フランスとかスペインとか)に行きがちなだけかもしれないですが。春休みにフィンランドにも行きましたが、あの国はイングリッシュフレンドリーで最高でした。ご飯も最高だった。まあフィンランドの話は置いといて。

英語が通用しないのはドイツも然りです。ドイツ語も一ミリもできないまま来てしまい、最初は怖くてレストランにも行けなかった私ですが、半年も経てば注文くらいならできるようになりました。エンシューディグン(Excuse me)(普段書かないからスペルわからん), Das (that), einemal (1個), bitte (please), これらは魔法の言葉です。これとDanke (thank you)とTschüss (bye)さえ言えれば大体生きていけます。

もう少し語学の話をすると、英語もやっと慣れてきたかなという感じです。初めは友達にでさえ話しかけられるのが怖くて怖くて、話しかけられた瞬間からIELTSのスピーキングテストがスタートした気分でした。今ではねえねえ聞いて!って話しかけられるくらいにはなりました。いまだに友達と話してても「?」となる瞬間はありますが、それでもみんな優しいです。特に、私の学校は全員留学生なので(ドイツ語開講が別であるので英語授業の方には留学生しかいません。逆にドイツにいるのにドイツ人の友達0でこれでいいのか?って感じですが)、英語を習得する難しさをわかってくれてる感じです。特に日本に理解のあるマレーシアの友達とか日本に旅行したことある友達とかは、こんな私のクソイングリッシュでも「日本人でこんなに話せるのすごいよ!」って言ってくれます。(これ見下されてると感じる人もいるかもしれませんが、私は別に自分の英語にプライドとかないんで普通にめっちゃ嬉しいです。笑)

語学の話の続きで授業の話も少しすると、教授も全員留学生相手に授業してくれてるので英語がちょっとくらいできなくてもわかってくれます。ていうか、語学面で責めるって文化?がそもそもあまりないのかな。日本って、英語できるって言ったら、もう完璧にできないとダメって感じですよね。ちょっと発音がいいと逆にいじられたりとか、下手くそでもいじられたりとか。何なんだ?
私も最初は完璧に話さないとと思ってめっちゃビビり散らかしながら脳内フル回転って感じで逆に言いたいこと何も言えんみたいな感じでしたが、今は逆に文法とか何も考えず話しすぎて友達に理解を丸投げさせてしまってる感じがします。ごめんよ。伝える努力を怠らぬようにするよ、、、

授業の話と言いつつ授業の話するの忘れてました。特に私は建築系で、設計製図の授業からは逃れられません。自分の設計を教授に言葉で説明しなきゃいけない機会が週に1回必ず訪れるのですが、建築というのはありがたいことに、言葉だけでなく図面や模型やスケッチなどを用いて自分の伝えたいことを伝えられるので、私が英語で伝えられないことも教授側が意図を汲み取って言葉にしてくれることも多かったです(本当にありがとう)
これはまさに留学前に恩師に言われた言葉通りだなとしみじみしました。(下記記事参照)

あとは一応院だからか、座学よりもプレゼンメインの授業が多かったです。カリキュラム的には毎セメ必修で設計製図、CAD、Urbanismと西洋建築史、選択授業は好きなの2科目取れるって感じなんですけど、Urbanismも最終課題はプレゼンで、選択授業も一つはドイツ語取ったのでThe座学でしたがもう一つは毎週プレゼンみたいな感じでした。何なら初回授業からディスカッションみたいな感じで、英語に慣れてない私大パニックでした。3回目の授業くらいで初めて前に立ってプレゼンしなきゃで、英語でプレゼンしたことない私は本当に頭真っ白で何喋ったか覚えてないです(思い出したくもない)
それでもまあまあ、何とかやってけたし、、て気持ちと、でも1セメだからなー、今期はもう甘くないかなーとか、ちょっと不安です。
しかも、今期は必修科目がどっちも講義だけでなくグループワークが2週1くらいであります。普通に前期より授業増えてるやん。やってけるかなあ〜〜

あとは、2セメが始まるということは先輩たちは4セメ(卒論)が始まるということで。スケジュールも出てたので見てみたら、卒論は15週間以内に仕上げないとらしく、そのカウントダウンはなんと2月から始まってました。つまり来年は春休みがないらしい。まじか。衝撃の事実。ということは3セメから4セメはもうぶっ飛ばしながら生きていく感じになるっぽい。てことは次の夏休みが最後のゆっくりできる休み。まじか、、、。
最近はこの夏休みに一時帰国しようか、めっっっっっちゃくちゃ悩んでます。どうせ帰れるんだから一時帰国するくらいならそのお金でヨーロッパ内でも周った方がいいんじゃないかとか、でもそしたら1人で?1人じゃちょっと寂しい、、、でもそんな豪華な旅行を一緒に楽しめるような友達は、、、(まだちょっと気遣うような仲の子ばかり)って感じで、どうしようかな〜〜と思っています。

来たる卒論に備えるために、いろんな建築を見て目を養うべきか?
それとも日本に帰って、友達や家族や食べ物からエネルギーをチャージするか?
非常に悩ましい問題です。

2年って短いようでやっぱり長いですね。今半年経ってみて思います。
1年半なら、1年頑張った!あと半年か!頑張ろう!と思えなくないですが、
2年だと1年経っても、まだ半分、あとこれがもう一回あるのか、、って感じします。
ただし航空券が値上がりしてしまうので早めに決着を付けねば。
2セメ始まってみて、こりゃ無理だと思ったら速攻買おうと思います。

あとは何だろうなー。
やっぱり海外の学生ってみんな、模型より3Dがめちゃくちゃ強い。
逆に日本の学生は模型がめちゃくちゃ強いですよね。
CADの授業も、日本のCAD教育より一歩先行ってる感じ。VRとか。そして履修登録の時もそういう授業の方がめっちゃ人気。
正直私はそんなにそういう最先端の感じのやつに興味ないので選ばなかったですけど、せっかく環境が整ってるのにもったいないかな。来期はちょっと考えてみようと思います。

あと、これは元々ちょっと聞いてたけど、海外の学生は設計中に方針がガラって変わること、本当にないです。みんな最初の案から特に変わらずコツコツと積み上げていく感じ。
私は今までの設計、全部中間講評と最終講評でガラッと変わったものを出すタイプの人間だったので、初めて今回が初回から最終まで特に方針を変えずに進めた設計でした。
納得してるかと言われたらちょっと微妙ですが。
ただ、前の話と少し被りますが、これも初めて模型を作らず完全3Dだけで作り上げた設計だったからかもしれない。やっぱり模型使って設計やると、模型見ながら図面描くので、自分で思いついてこの図面は描けねえなって感じの設計になるんですけど、3Dからだとやっぱり自分の想像の範疇を超えないというか、、何というか。うまく言語化できない。悔しい。読書量不足を痛感。読書って大切ですね。

言語化からまたちょっと言語の話に戻ると、英語をやってて思うのが、もちろん英語自体の勉強も大切だけど、それより何より日本語ができないと英語もできないわけで。当たり前ですけど、二外が母国語を超えるわけないですよね。日本語の勉強も疎かにしちゃダメだなと本当に思います。建築とか、表現が大切な分野を専門としていると特に。

建築は、本当にオールマイティな分野だと思います。理系的な空間構成力、計算力も必要だけど、コンセプトや表現を建築に落とし込み、魅力的に伝えるための文系的な力も必要。かつ理系でも文系でもない、デザイン的要素も欠かせません。
そしてそれを、日本だけでなく海外の学生と共有できている今は、とてもありがたい時間なんだなと改めて感じました。もっと感謝しなきゃな。辛いとか言ってる場合じゃないな。辛いもんは辛いんですけど、、、

そういえば1セメ中も、張り詰めた糸が切れたようにダメになった時が1週間くらいありました。申し訳ないけどみんなにメッセージ送ったり教授にメールしたりして全部お休みしたら次の週から復活できましたが、その時もみんなめっちゃ優しかったです。今期はならないといいけど、、頑張ります。

なんか書き続けてたら終わりがなさそうなので、無理やり終わります。まとまりのない文で申し訳ないですが、とりあえず今の現状ということで。2セメが終わってまたこの備忘録を書く前に読んで、あーこの時はこう思ってたんだなーって懐かしもうと思います。

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