贈与

親族内承継の株式の渡し方

以前、親族内承継の課題の一つに、

資金の準備(引き継ぐ資金を準備できるかどうか?)
→現在は様々な制度が利用できますので、その辺りを調べておくことで準備ができます。

が、あることを書かせてもらいました。

事業承継というのは、社長を引き継ぐだけでなく、株式も引き継がなければいけません。

少し難しいですが、社長を引き継ぐのは代表取締役の’登記’を変更するだけです。
株式の引き継ぎは、親族の場合は’譲渡’か’贈与’か’相続’になります。

簡単に言い換えると、
・譲渡→株式を「売る」こと。
・贈与→株式を「あげる」こと。
・相続→読んで字のごとく、オーナーが亡くなって子供に相続することです。

それぞれの特徴を簡単に紹介すると
・譲渡→他と比べて受け継ぐ人にかかる税金が安いが、まとまった購入代金が必要。
・贈与→受け継ぐ人が税金のみ用意すれば良いが、税金は高い。(が、良い制度がある!)
・相続→税金かかるし、兄弟いたら揉めるかも?

では、親族内の事業承継ではどれが1番良いでしょうか?

結論としては、多くの場合、贈与が最も良いと思われます。
まとまった資金を用意する必要もなく、制度を使えば贈与税の猶予や免除が受けられるので、最もお金の負担が少なく済みます。

では、具体的にはどうやればいいのか?そのあたりについて次回は掘り下げていきましょう!


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