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【noteで本屋】ファンをつくる力。noteという街で自分ができることは?

noteで本屋を始めるにあたり、noteについて書かれている本をいくつか読んでみました。

本書はnoteの操作マニュアル(記事の投稿の仕方等)なので、初めて運営する方向けの内容になります。

既に知っている操作も多かったので、パラパラと読んでいたのですが…巻末インタビューを読んでびっくりしました。

note KIRIN公式アカウント担当者の方が書いた「オウンドメディア運用におけるnote活用」という記事なのですが…

オウンドメディアを運営する上での考え方が刺さりました。

短い内容の中に大切なことが簡潔に詰まっていて、キリンビール公式noteも早速検索して記事を読みました。見せ方として参考になる部分がたくさんありそう。


決める内容よりも「順番」が大事。

なぜ刺さったのか?というと、noteを、noteにいる方たちを盛り上げていきたい、というのがまず最初にあるということ。

noteという街や住人に対して「自分はどんな貢献ができるか」をはじめに考えているのです。

その後に、企業として目的達成のためにできることを考える

この順番が大切だというのです。

ここで伝えたいことは、決める内容よりも「順番」が大事だということです。
SNSなど個人の方が既に楽しんでいる場で発信をするのであれば、企業アカウントとしてそこでどんな発信をするかを考える前に、「まずは住人に対してどんな貢献ができるかを考える」ことです。
その上で企業のメディアとしての目的達成のためにできることを考えることが大切です。
この順番は守るべきだと思っています。

「note完全マニュアル[第2版]」P293

そんな考え方をしている人、メディア運営の本はいくつか読んできましたが…なかなかいないような気がします。

めちゃくちゃファンになりました(言い方)

noteにいる方たちと一緒にメディアを作り上げていきたい、という思い。

私たちから一方的に伝えるだけではnoteという街に住み続けることが難しいのではないか。
私たちが自ら発信をすることと、その発信に共感してくれた方とコミュニケーションを取ること、それを繰り返していくことでメディアを拡げていくことが重要なのではないか、という姿勢です。

「note完全マニュアル[第2版]」P293

読めば読むほど、noteというサービスに対して、ものすごく誠実だなぁ…と。
私は仕事がweb業界なので、よりそう感じるのかもしれません。

noteのクリエイターとコラボしていく企画を考えている。

そしてnoteのクリエイターと「一緒に」コンテンツを作っていく、つまり「コラボ企画」を考えているそうです。

noteがひとつの街であるならば、私たちは広場をつくり、みんなが楽しめる場を長く提供していきたいのです。

「note完全マニュアル[第2版]」P299

コンテンツ発信における基本の姿勢はnote上のクリエイターさんと「一緒に」コンテンツを作っていくことです。
ですから、これからもいろんなクリエイターさんとコラボしていく企画を考えています。
私たちの企てを通じて、クリエイターさんの作品がより多くの人の目に留まり、クリエイターさんのファンが増え、クリエイションのモチベーションが高まり、さらによりよい作品がアウトプットされるような循環を生み出していきたいと思っています。

「note完全マニュアル[第2版]」P302

それもおもしろそうです。以前「note本屋の商店街」をつくるのはどうか?という話を書きました。

例えば、他にもし同じような形で本屋を作ってみたい!という方がいらしたら、それぞれのnoteで作ってもらうことが簡単にできます。

そしたら、それをマガジンなどで繋いで「note本屋の商店街」みたいなものができたら楽しそうだなぁ、とか。

また、今回この連載を始めたことで気がつきましたが、noteには本好きな方、すでに本屋をやってらっしゃる方、これからやってみたいという方が沢山いることを知りました!

ライターやデザイナーの方も。いろんな方に認知してもらえる、というのもnoteでやるメリットだと思います。

私も今後、本屋を始めて方向性が固まってきたら周りの人と一緒に何かをやってみたいです。

noteでなくても発信できる内容は取り扱わない。

NGラインの内容も興味深かったです。

シンプルに言えば、noteでなくても発信できる内容は取り扱わない

これって、考えるのが結構難しいことだと思うのですが…そこまでやっているんだなぁ。

そこまでできたら、発信するコンテンツ(SNSごと)で差別化もできそうです。

ちなみにこのインタビューを書いているのは、平山高敏さんという方。
23年1月に「オウンドメディア進化論」という本も出しているようなので、こちらもチェックしてみたいと思います。

今回でキリンビール公式noteのファンになりました。
そうさせる力って、すごいです。


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