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私の産後トラブルを通して想うこと

インスタにも書きましたが一人目の出産で
私は、お股(骨盤底筋)の痛みが強く出てしまいました。

産後お股に触れるのってとても怖いんですが
触れると、すごく浮腫んでて。
何か出てる?
と。
産後3ヶ月くらいで、病院で診てもらいましたが
「時間が経ったら、戻ってきますよ」と言われました。

産後、特に3ヶ月間 
寝ているところから立ち上がるたびに
お股が痛くて痛くて・・
1分くらいかけてやっと立ち上がれるくらい。
携帯で症状を調べるも何も出てこないし
どんどん不安に。
こんな人他にはいないんだろうな。
と。
どんどん孤独に。

臓器脱なのかな、と、自分なりに診断してみる。

が・・・自分で紐解くには無理があるのでまた違う婦人科へ。

臓器は出てないよ。
とりあえず、ステロイドだしとくし。

終了。

さらにさらに、また違う婦人科へ。
ゆっくり話を聞いてくださり、腟脱と診断。

腟脱?何それ。

臓器は出ていないけど、
破水させるためにいきんだ時間が長かったので
おそらくそのダメージで膣壁の一部が落ち込んで
それが触れていたと。
痛みについてはわからないと正直に教えて下さった。

もうずっと痛みと付き合っていくのかな。
とも思いました。

一年も経過しているのに
椅子に座っているだけで、常にお股に違和感、、
気になるので、モゾモゾしてました。
ジーンズを履いたら圧迫感と突っ張るような痛みに耐えられず
ゆるゆる系のズボンしか履けない。
自転車の硬いサドルにも痛みで座れない状態。
電車もどれだけ席が空いてても立つ方がいい。
そうして、解決策もその頃は全然なくて。

でも自分のトラブルをどうにかしたくて知りたくて
ウィメンズヘルスケアフォーラムへ。
関西では初の開催だったような。
そこで、マイナートラブルについて症例発表されている
先生を見て、この方だったら治してもらえるかも
と、ドキドキしながら名刺を渡し、相談。
骨盤底筋や神経の癒着をとってもらうことで
そのケア後から悩んでいた 痛み はほぼ消失。
嬉しくて感動して涙が出ました。

骨盤底筋も少し働きやすくなった
膣壁の状態は変わらず、
お湯漏れもたまにある。
でも楽に動けるので普通に過ごせていました

そうして、
体の学びを深めていく中で
出会った師。

なぜそこに負担がかかるのかが紐解けたり。
骨盤底筋や、膣に対してダイレクトなケアも必要。
からだ全体を通しての繋がりで考えていく大切さを
知ること、学ぶことができました。
実際、自分の体を通して経験していくことで
今はかなり、状態が良くなったと言えます。

産前のように完全に戻ったのか

というと

歳も重ねているし、お産も2度経験しているので
完全には戻っていないし、戻れないけど
やれることをやっていたら
緩まって押し出されてされてた部分はほぼ戻りました。
状況が変わったからだを受け入れながらでも、感覚を取り戻しているし
機能もよくなってきたと今の良さを感じています。



産後に一ヶ月検診がありますが終わったらその後は
一般的には赤ちゃんの検診のみ。

本当にお母さんの体をゆっくりと見てもらうことってなくて。
継続して検診してもらうのは赤ちゃんばかり。
もちろん子育てでお母さんの頭の中も赤ちゃんでいっぱいになる。

一ヶ月検診で体を見てもらうのは
内臓(子宮)の状態や傷などの確認。

産後一ヶ月なんて横になっているのがほとんど。
ふわふわしてる感覚。
基本的には一ヶ月後から徐々に動き始めるので
腰痛など、痛み・悩みが増えるのはそこからが多め。

そこからが大切なのに、、。
もっとお母さん自身のからだ大切にしたい。

トラブルが出てきてもどこに行ったらいいのか
わからないという方も多いですね。
調べて整体に行くけど高額なチケットを買い、結局合わなくてやめたり。

そんなお母さん方が安心して相談できる、
助けになるような場所にと思っています。

産前からが大切というのも伝えていきたい。
と思って、助産院でも妊婦さんへ伝える活動もしていますが
今後ももっと幅広くしていきたいと思っています。

女性のからだが強くなると
子育ての心も落ち着くしもっと充実するはず。。


妊娠・出産、つわりもお産も
それぞれ大変なことがありますよね。
それぞれ実感しました。
お母さんたちの関わりでもいろんなお産を知れた。

このような痛みがあったと記事にして
不安を煽りたいわけでも
大変だったねと同情されたい訳でもないのです。

私もすぐに安心して相談できて、ケアしてもらえる場所があったら
知っていたら、調べる時間も、不安になる時間も、もっと短かっただろうし
子どもと向き合う事がもっと充実していただろうなって思うんです。
(痛みがあった時は痛みと不安が常に頭の中をグルグルしていた)

少しでもお産が嫌な辛い思い出になって欲しくないなと思うのです。

痛みがもっとひどくなったら怖いし
不安な気持ちから
二人目はもういいやと思われる方もいると知れました。

そんな方を一人でも救いたいなと思うのです。



同じように悩んでおられる方に
よくなる手段はあるんだと、今は伝えられます。

改めて自分自身のことを振り返ると
このような経験ができたことに感謝しています。

長い記事にお付き合い頂きありがとうございました♪


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