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身体と向き合う事は、ご自身と向き合う事

『こんなに緩んだ感覚初めてかも』
暫しベッドの上で横になっていた後
ホワーンとしたお顔で呟いたお客様。

寝た時の接地感覚…とか
立った時の腰の落ち着き具合…とか
今までも緩んだ感覚はあったけれど
今までにない感覚…
まだこんな未体験な感覚感じられるんですね
とおっしゃったので

その感覚はご自身で辿り着けるものなので
その感覚は忘れないでくださいね
とお伝えしました。

これらのやり取りは
集中ケアをされているお客様とのある一部である。

集中ケアをするメリットは
施術をして緩めて
セルフケアをして緩めて
固くなる前にまた施術して緩めて
とやっていくので

ご自身が思うよりも早く緩んでいくし
ご自身が思う感覚よりもその先の緩むを
体感できる可能性。
そして更にその先も…

想像していたよりも
ご自身と向き合っていく必要性と
そうしていく過程。

それにより
ご自身でここまで緩められる
ご自身でここまで楽になれる
という体験。

そうしていく事で
長年痛みと付き合ってきた事からの
解放の可能性があり

ご自身でご自身をケア出来る様になり
自分でその領域に持っていけるように
いずれなっていけると思っている。

いつまでも通い続ける
というのも一つの選択だけれど
ある一定期間集中して
ご自身と向き合うことにより

今まで体調がすぐれない事で
諦めてきた事に挑戦できる可能性

何となく重怠いが当たり前な毎日が
実はそうではなく
もっと軽やかに日々を過ごせる可能性

痛い・固い・辛いに慣れてしまった身体
が実はそうではなく過ごせる日々に
変わっていく可能性

ここまで書くと、この集中ケアを受けたら
自分の身体はあっという間によくなるんじゃないか、という想いが湧いてくるだろう。
それはある意味そうだ。

だけれど、ちょっと意地悪な見方をすれば
ここまで自分自身と向き合う事をしてこなかった方が、ご自身の身体と向き合い続ける事が簡単にできるだろうか?

身体と向き合う事は、ご自身と向き合う事

やり始めると…
恐らくご本人が思いもしなかった感情や想いが
出てくることがある。
もどかしい想いに涙される方や怒りが出てくる方、自己嫌悪に陥る方等いたりする。

これはある意味当然の過程で
身体が緩んでいくことで心も緩み
今まで閉じ込めていた想いと向き合う
必要が出てくることも。

集中ケアとはそういう事だ。

そしてわたしがいる意味は
そういった方々を…
時に応援したり、寄り添ったり、叱咤激励したりと
サポ-トしていく事。

そこにその方に必要なプロセスがあっても
人はいつからでも選択していけるし
人はいつからでも変わっていけるのだ。

いずれ変化していくという可能性しか見えない。




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