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2023/03/01 最近ストレス性健忘が起こっていた…その後の話

はじめに

お久しぶりです、編み物作家のharuです。
前回の投稿からだいぶ時間が経ってしまいました。
実は、2/11土曜日に、記憶の混乱が起こり、ストレスとなって健忘の症状が起こったようなのです。

スタンドFMでは一足先に、何が起こったのか?どんな症状が出たのか?忘れたと思われることを明確にする「記憶を辿る作業」についてライブ配信やその工程をまとめの収録配信という形で、お話しています。

ライブ配信はかなり長いので(^_^;)
「第7回 記憶を辿る作業とは?」の配信を聴いていただいてからの方が、記事も読みやすいかな?と思います。


目が覚めたら2/11の夜だった

私が目覚めた時は夜だったと思います。日付は2/11土曜日。

「・・・・?」

この時点で私は日付感覚がなくなっていました。いつの間にかカレンダーがものすごく進んでいて、私は何をしていたんだろうと頭の中は大混乱でした。

家族はやたらと心配しているし(いつものことなのに)、何があったのか聞くとはぐらかされる始末。
信じられるのは私が感じる身体の不調と進んでしまったカレンダーだけです。

これがストレス性健忘、記憶障害です。
スタエフを聞いていただけるとわかりやすいかと思うのですが、何かを忘れたとわかった時の混乱は、表現しづらいですが、とても焦りますし、心身ともにダメージが大きいです。


落ち着いてから私がした「記憶を辿る作業」とは

何かを忘れてしまったようだ。

ストレス性健忘はなにがきっかけで起こるかというと、本人が気づいてなくても、脳が『これは大きなストレスだ!』と判断した大きな刺激がきっかけで、自分自身を守るために記憶を強制封印!!する脳の防衛機構がストレス性健忘です。

Delete消去ではなく、「汝(ストレス)を封印する!」という感じです。

今回のきっかけはスタエフでもお話した通り、2/11に姪っ子のスキー大会に応援に行ったことだと思われます。
何があったのかは分かりませんが、過呼吸は起こしただろうと思われる身体のだるさがありました。

そして、2/11含めそれより前の出来事がよく思い出せなかったのです。

11歳まで完全に記憶がリセットされたわけではなく、最近の記憶がよく思い出せないだけで済んで良かったなと思います。

まず、どれくらいの期間の記憶がないのか確かめるために、私はまず日記を確認しました。
1/23あたりから2/11までのことが曖昧で、思い出せなくなっていました。
(ほぼ)毎日、日記をつけていて良かったと心から思いました。

1/23から2/11の期間の出来事をまるっと忘れてしまったのかというと、読み返すうちにそうではないと気づきました。
編み物のこと、作品のアイディアなどを書き留めていたことはおぼろげにも覚えていました。

忘れてしまったのは「人と関わった出来事、その人物のこと」でした。

以前から「人に関わる記憶が飛びやすいようだ」と日記に記録が残っているのですが、今回も例に漏れず…

忘れた期間が判明したので、次は具体的な出来事や人物について情報を集めます。SNSや連絡ツール、スマホを中心にデータを調べあげます笑
まるで探偵になった気分。

忘れてしまった誰かと約束していたとか、お返事の連絡をしていないとか…
相手にご迷惑をかけてしまわないように隅々まで確認します。
これが結構時間がかかる。

人に関する記憶だと「一定の期間のことを忘れる場合」と「期間関係なくその人自体を忘れる場合」があるからです。
今回は相手を完全に忘れていました。

相手とのやりとりは1からすべて読み返して、どんな話をしたのか、どんな人柄なのか、どのように接していたのか…
頭に叩き込むんです。

相手との関係性が良好に保てるように、せっかく繋いだ縁でしょうから、後悔しないように。
忘れてしまった私が、過去の自分に謝らなくて済むように。

ひとつひとつ、記憶を辿っていくのです。


ひとつの奇跡が起こった

1/23から2/11までの記憶が曖昧になり、人の記憶が飛んでしまった今回のことは、何度経験しても慣れません。

でも今回は奇跡のようなことが起こったのです。

とある人もブログ記事を読んだら、それをきっかけに複数人の親しい人たちのことを少しだけ思い出したのです!

ハンドメイド作家のNagiさんのブログです。読み進めるうちに「なんかこの文章読んだことある…」と思って、そうしたらぼんやりと思い出したんです。

ハンドメイド作家さんたち、たくさんお話した人たち、あたたかく見守って応援してくれた人たち…

今まで忘れてしまったら思い出すことはありませんでした。
特に「人に関する記憶」は忘れたが最後…と。

それがどうでしょう。まるで奇跡です。
人の言葉とは、文章とは、文字の力とは、込められた思いとは、こんな奇跡も起こすのですね。

ブログを見せてくれたNagiさんには感謝しかありません。
思い出しす前も後も、「そのままのはるさんでいいよ」と言ってくれた仲間たちにはありがとうの言葉をたくさん贈りたいです。


おわりに

相変わらずストレス性健忘には悩まされています。
でも付き合っていくしかないんですよね。

これが私。

忘れても、日記やSNSやスマホ、パソコン、仲間たちが私を支えてくれます。毎日日記を書くことも、病気について発信することも、編み物作家として活動することも、仲間たちとの交流も、大事に続けていきたいです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
感想やコメントお待ちしています。一言でも嬉しいです。
活動の励みになります!

それでは次回の記事でまたお会いしましょうね!



あなたの記憶に、「私」が残っていたら、「私」がちゃんと生きていた証です。 どうか、覚えていてくれますように。