フライヤー改

絵画を歩く。「さんぽ鑑賞」のススメ

「さんぽ鑑賞」とは、
シート状に拡大された作品の上を、歩き回りながら鑑賞を行うプログラムです。

準備物:

画像1

参加者:
シート1枚につき4〜6人(偶数人)程度。事前にペアを作っておく。

画像2

プログラムの進行(配布されたノートに沿って進行):

0:「鑑賞のヒント」=「超鑑賞と振り子鑑賞」についてレクチャーを受ける。

1:作品の上を歩きながら、よく観察する。
2:観察して「感じたこと・考えたこと」を「鑑賞ノート」に書き出す。
3:『作品について、自身が明らかにしたいこと』=『問い』を設定する。
4:ペアと話し、お互いの鑑賞の過程や、『問い』について共有する。

画像3

5:休憩する

画像4

6:様々な資料を用いて、『問い』の調査を行う。
7:鑑賞で得たことを用いて、『3つの言葉で構成された短文』を創作する。
8:調査や創作、プログラム全体について、再びペアと話して共有する。

*所要時間130〜150分
*許可された時間以外、参加者は互いに私語禁止。
*プログラム内容は、参加者にその都度明かされる。

さらに詳細が知りたい方は、以下から「鑑賞ノート」をご覧下さい。

今回使用した作品「牛乳を注ぐ女」の画像は、
アムステルダム国立美術館が公開しているデータを使用しました。
以下プログラムのログを読むときは、
このページの作品画像を見ながらだと便利です。

以下は、鑑賞プログラムの中で行われたペア対話のログです。
さながら推理小説のような読み応えがあります。ぜひご一読ください。
3種類、各前後編があります。

さらに最近は、親子向けプログラムの開発も行っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?