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梅干しの効能

塩分が多い、酸っぱすぎて食べられないなど、現代日本人に割と嫌われがちな梅干し。

私は毎日2粒食べています。

今日は、梅干しの驚異的な効能について書きたいと思います。

1.血液浄化の効果

第一に重要な事は、梅干しはアルカリ性食品である、ということです。

これはどういうことかというと、現代人が普段口にするものは、酸性食品が多い=体液が酸性に傾く、ということを示唆しています。

酸性に傾くと、病気にかかりやすい体質になります。

よく風邪を引いたりする人は、自身の食生活を見直してみましょう。

酸性食品が多いのではないでしょうか?

白米をはじめ、白砂糖、牛豚肉、卵、魚、酒は酸性食品です。

血液を浄化するために、梅干しを毎日食べることはとても大切なのです。

2.疲労回復・活力増進効果

梅の多量に含まれているクエン酸は、疲労元素の乳酸の過剰生産を抑え、さらに乳酸をうまく炭酸ガスと水に分解して体外に排泄する働きを持っています。

近年、イライラしている人や怒りっぽい人が増えたと思いませんか?

SNSでもお怒りの人をよく見かけますが、大抵は慢性的なカルシウム不足です。

クエン酸はカルシウムのイオン化を助けるので、カルシウムがとても吸収されやすくなります。

3.整腸作用と殺菌効果

下痢や便秘は、どちらも腸がスムーズに動いていないために起こる症状です。

梅に含まれるカテギン酸は腸内の悪菌の繁殖を抑えると同時に、休眠状態になっている腸の蠕動運動を促進させ、消炎、収斂、止瀉の働きをします。

また、梅干しには強い殺菌効果があります。

普通、雑菌などは胃の中の消化液(主に塩酸)で殺菌されますが、体調を崩している時は、それらの菌は腸へ侵入し、暴れまわることになります。

梅干しは細菌の繁殖を防ぎ、その殺菌効果は塩酸の数倍強力であることも実証されています。

4.解毒効果

食生活が脂っこい動物性食品を中心とした欧米食に移ってきましたが、これが肝臓や腎臓に負担をかける原因の一つになっています。

さらに、知らず知らず口にしている食品添加物、農薬、合成洗剤、化学薬品、スモッグや排気ガス等々の異物処理に肝臓はオーバーワークを強いられているわけです。

梅干しにごく微量に含まれているピルビン酸が肝機能を高める働きをします。

梅は、昔から三毒を断つと言われており、食べ物の毒・血の毒・水の毒の三毒を断つ、先人の言い伝えた言葉です。

肝臓を酷使する現代人には、梅干しの解毒効果は欠かせないでしょう。

5.美容効果

老化は、血液が酸性になるところからすでに第一歩が始まっています。

上記にあげた酸性食品・肝臓の酷使・便秘は皮膚の健康には大敵です。

これらを防ぎ改善する効果を持っているものこそ、梅干しに他ならないのです。

まとめ

今回の記事は、梅研究家である松本紘斉先生の著書「驚異的 梅の効用」から第三章 梅の成分の薬理効果を探る から要約してお届けしました。

梅干しには、まだまだ現代科学では知られていない効果がまだまだあると思います。

これを読んだあなたには是非、梅干しの効果を知っていただき、日常の食生活に取り入れてもらえればこんなに嬉しいことはありません。

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