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展覧会の絵

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出かけた美術展について書いたnoteを集めました。
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記事一覧

奇想のパール製品たち

昨日公開したエントリで、表参道で開催中の展示会についてもさり気なく触れていた。 先日、原…

桂田祐介
5日前
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圧巻のティファニーワンダー展

誕生石シリーズを中断させて以来、noteではこのところ宝石ネタから遠ざかりぎみになっていた。…

桂田祐介
6日前
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大西洋をわたった印象派

ちょっと日常に追われていたら、いつの間にか春分を過ぎて春になり、3月がほんとうに去ってし…

桂田祐介
1か月前
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紫式部ゆかりの石山寺で花々を観る

1月は“行く”、2月は“逃げる”、3月は“去る”。 1月は“去ぬ”だったかもしれない。誰…

桂田祐介
1か月前
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色は光なり。小路の向こうは彼岸なのか。

ちょうど1年前の2023年2月から数ヶ月間アムステルダム国立美術館で行われたフェルメール展。…

桂田祐介
2か月前
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見えているそれは虚か実か

街灯の光と自動車のヘッドライト/テールランプがひとしく滲んでいる。民家の窓からこぼれるあ…

桂田祐介
5か月前
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ウロボロスになったセルペンティ

宝石の鑑別という仕事がら、ハイジュエリーはよく目にしている。ありがたいことにいくつかのジュエリーブランドから企業研修の講師として招かれたりして、そこの製品だけでなく歴史や理念にも触れる機会ができた。いつのまにかそうした直接的な縁があるブランドでなくても関心を持つようになった。 宝飾店ブランドはデパートのなかに入っていたりもするし、銀座なんかには路面店があったりするから、ふらりと立ち寄ることもある。 わたしのような男性のひとり客だと 「贈り物をお探しですか」 と訊かれるのが

みたびポメラート展へ

ここ数年、ラグジュアリーブランドの展示会が増えている。美術館や博物館でおこなわれるものも…

桂田祐介
6か月前
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隠遁生活は楽しいか

東京の山の手、港区六本木に赴いた。平均年収が日本でいちばん高い地区だとか言われるだけあっ…

桂田祐介
7か月前
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時折、見逃してしまうんだ。大切なことが、今、起きているという事実を。

今月もなにかと忙殺されてnoteが書けていない。noteは空き時間に勝手気ままに書いているから、…

桂田祐介
8か月前
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上野駅の知られざる展示スポットでセレンディピティを。

オトナの美術研究会の月イチお題企画、今月は「#美術館周辺のおすすめスポット」。めずらしく…

桂田祐介
9か月前
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セレンディピティをもとめて

セレンディピティ・・・果たしてこの言葉は一般的なのかどうなのか。ある程度市民権を得たよう…

桂田祐介
10か月前
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そこに美術館があるから

オトナの美術研究会の月イチお題note企画、今月のお題は「#私が美術館にいく理由」。いままで…

桂田祐介
11か月前
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靴音の響く美術館

なんたることか4月ももうおしまい。時間の経つのが速すぎる。今月は公私ともになにかと慌ただしくて、なかなかnoteにアクセスすることすら難しかった。 30日の朝、今月ずっとかかりっきりだった仕事に片をつけた。肩の荷をおろすが早いか、まだ書いていないオトナの美術研究会の月イチお題企画のことを思い出した。今月のテーマはなんだっけ・・・そうそう、「#お気に入りの美術館」。先月末に大原美術館のことを書いたときに、ネタがかぶっちゃうかも?なんて思ったんだった。 どの美術館もそれぞれに