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牡蠣の燻製オイルパスタ

わたしは牡蠣がとても好きだ。「カレーは飲み物」というお店があるけど、「牡蠣は飲み物」があっても良いんじゃないかと、本気で思っている。このところの外食自粛で、最近は行っていないけれど、生牡蠣の食べ放題キャンペーンなんかがあれば、おなじく牡蠣好きの友人たちと出かけたりしていた。

ところが、あろうことか、わたしの家族は牡蠣を食べない。したがって、我が家で牡蠣が食卓にのぼることは、基本的にない。わたしだけは、たまに平日のランチにカキフライを食べたりするけど、ときおり無性に牡蠣が食べたくなる。禁断症状だと思う。

わたしはいま、週に一度だけ在宅で仕事をしている。在宅勤務中のランチは、だいたいがパソコンの傍らで簡単に食べられるような手軽なものが多い。ふと、買い置きしていた牡蠣の燻製を思い出した。カルディさんの燻製牡蠣のオイル漬け

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これの牡蠣テイストのオイルがもったいないと、常々思っていたので、在宅勤務のランチにパスタにしてみることにした。以下は例によって簡単レシピ。

材料(1人分)
 燻製牡蠣のオイル漬け:1缶(85g)
 パスタ乾麺:100g
 ニンニク:1片
 塩・胡椒・パセリ:少々
 *ベーコン:少々

手順1:ニンニクとベーコンをスライス。実はつくる前に、味の濃さにちょっと不安を感じてしまい、ベーコンも入れたのだけど、結果的に味が喧嘩してしまった感がある。今回やってみたのでレシピには書いておいたけど、ないほうが良いかもしれない。*をつけたのは、そういう意味。

手順2:パスタを塩茹で。今回は茹で時間7分の乾麺。これを茹でているあいだに、燻製牡蠣の缶を開けて、牡蠣が浸かっているオイルをフライパンに入れる(牡蠣はよけておくこと)。ニンニクとベーコンを炒める。油が跳ねるので注意。ニンニクがキツネ色になったら火を止める。

手順3:パスタが茹であがったら、パスタをフライパンにうつして、ニンニク&ベーコンとからめる。茹で汁を少々(小さじ2ほど)加えると、からめやすい。弱火で。

手順4:パスタをフライパンからお皿にうつして盛りつけ。よけていた牡蠣を、フライパンの余熱であたためる。時間にして30秒ほどか。スモークの香りが引き立ってきたら、牡蠣をお皿にトッピング。

手順5:塩コショウとパセリで味を整えて出来上がり。

トウガラシがあれば炒める段階で入れた方が良いと思う。ペペロンチーノの感覚。実は今回、わたしはたまたまトウガラシを切らしていたので、食べる前に一味唐辛子を振った。本当はペペロンチーノにするのが良いんじゃないかな。

燻製のオイルは、期待通りしっかり風味がついている。どうしてベーコンを入れたんだろうと後悔したほど(だから*をつけておいた)。上記手順で書いたことの繰り返しになるけど、これだけで十分おいしい。たぶん、自家製の牡蠣の燻製でもしばらくオリーブオイルに漬けておけば、同様においしいと思う。

思いつきでやってみた牡蠣の燻製オイルパスタ、わたしのレパートリーに入れたいぐらいだけど、悲しいかな、家族が牡蠣を食べないので、何か別のもののオイル漬けを探してみよう。きっと、いろいろとペペロンチーノの隠し味にできる可能性があると思う。いろいろ試してみて、おいしくできたらまたnoteに書きます。

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