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アダルトチルドレン克服に必要な『自分の受け入れ方』/自己肯定感を高めるコツ

こんにちは、ほそのゆうたです。

私の経験上、アダルトチルドレン(AC)克服に必要なことは4つあるのですが、今回はその中の一つ『自分を受け入れ方(≒自己肯定感)』についてお話したいと思います。


アダルトチルドレンは親から受けたひどい仕打ちを「自分のせい」だと思い込んでしまうので、自己評価や自己肯定感が低いことが多いです。


親がひどい仕打ちをするのは、子どものせいではありません。親自身が成熟していないことが原因です。

親自身が結婚生活で問題を抱えていたり、パートナーが自分の思い通りに動かずイライラしていて、家庭の中で一番立場が低い『子ども』に八つ当たりしているだけなのです。


とはいえ、子どもはそんなこと分かりませんので、
「自分が悪い子だから怒られる」
「自分の考え方は間違っているんだ」
とネガティブに考え、
自己肯定感の向上が見込めません。


・・・


『自己肯定感』は、
アダルトチルドレンを克服するのにとても重要な要素です。


『自己肯定感』が欠落していると、自分の選択に自信が持てずに、結婚や就職といった自分の将来にかかわる重要な決断でさえ、親や友人の意見に従ってしまうことがあります。


こちらの記事{『アダルトチルドレンの克服』とは、どんな状態か?}にも書いていますが、アダルトチルドレンの克服とは、自分の決断に納得して生きることです。自己肯定感を高めることで、重要な決断を自分の意思によって下すことが大切です。


では、自己肯定感を上げるにはどうすればよいのでしょうか?

よく耳にする方法は、

🛑自分の感情を書き出す
🛑成功体験を思い出す
🛑やりたいことを見つける
🛑カウンセリングを受ける

といったものですが、私はもっと簡単に、シンプルに自己肯定感をあげる方法を見つけました。


私は、自己否定の波がやってくるたびにこの方法を用いて、メンタルを立て直しています。

この方法を実践すると、

✅家にいながらにして
✅ペンなどの道具も使うことなく
✅気軽に取り組めて
✅成功体験や、やりたいことが分からなくても実践可能で
✅自己否定感がやわらぎ
✅リラックス効果も期待できる

など、良いことがもりだくさんです。


・・・


では、本題にうつりましょう。
私が実践している、アダルトチルドレンが自己肯定感を高める方法とは、、


✅湧き上がる自分の感情を認める


以上です。

特別なことをしているわけではありませんので、
「なんだ、そんなことか」
と思った人もいるでしょう。

ですが、考えてみてください。
あなたは自分の感情をいくつくらい認識していますか?

"喜怒哀楽"の4つだけではありません。
他にも山ほど存在します。

⭕嬉しい/幸せ/安心/感動/高揚/感激/夢中/感謝/おだやか
❌悔しい/焦り/呆然/むなしい/怖い/不安/心配/不愉快/不満/不機嫌/孤独/情けない/失望/不幸
🔺驚き/混乱/興奮/

⭕:ポジティブな感情
❌:ネガティブな感情
🔺:どちらにもなる感情

上記は感情の一例ですが、自己肯定感を高める最重要ポイントは、これらの感情を認められるかどうかなのです。


・・・


実は私も、感情を認めることが大の苦手でした。
やるべき課題があるのに深夜までゲームをしてしまったとき、課題に着手していないことで感じる『焦り』や『不安』、自分に対する『情けなさ』や『失望』の気持ちが湧きます

そして、
「さっさとゲームをやめて勉強しておけばよかった・・。自分アホすぎ!
とか、
「やること後回しにして夜中まで遊ぶなんて、私はバカじゃないか
など、自己否定ワードが脳内で連呼されていました。

ここではっきりと伝えておきたいのは、『焦り』や『情けなさ』を感じるのは健全な反応だということ。痛みによって体の異変に気付けるのと同じで、ネガティブ感情は心の異変を示す信号になります。

問題は、『焦り』や『情けなさ』を感じた後に、自己否定してしまうことにあります

自己肯定感が高ければ、『焦り』や『情けなさ』を感じても、自分を責めたりはしません。冷静になって今やるべきことを整理し、すぐに課題に着手できます。

自己肯定感が低いと、『焦り』や『情けなさ』を感じた瞬間に「私はもうだめだ」というネガティブ思考になってしまうので、気持ちを切り替えられません。どんよりとした気持ちのまま脳内で自己否定が始まります。

そんなときに私が実践しているのが、「自分の感情を認める」ことです

ぜひあなたも試しにやってほしいのですが、『焦り』を感じたときに、
「今、私は焦っているな」
と意識できるようになると、少し気持ちが落ち着きます。

『焦り』に対して、「良い」「悪い」といった意味付けをせずに『焦っている』という事実だけを淡々と受け入れてみてください。

結局のところ、

『焦っている』→「焦る自分はダメなやつ」→「もう無理・・」

こういった思考のせいで自分を受け入れられないのであって、

『焦っている』→「今私は焦りを感じているんだな」→「じゃあ今できることはなんだろう」

となれば良いわけです。


・・・


自己肯定感と自己否定

自己肯定感が高い=自己否定しない

これは間違いです。
自己肯定感が高くても、自己否定をすることはあります。
ただし、自己否定を引きずりません。
自己肯定感が高い人には、「きっとうまくいく」という信念があるので、自己否定を早めに切り上げて、これからの自分に目を向けられるのです。

反対に、自己肯定感が低い人は、少しの失敗で大きく落ち込み、過去の自分を責め続けてしまいます。

もしあなたが自己否定を引きずってしまうならば、
湧き上がる自分の感情を認めてみてください。

自分の感情を認められると、
自然とこれからの自分に目を向けられて、
強い自己否定感が、少しずつ薄れていくはずです。


・・・


ここからの有料エリアでは、
✅自分の感情を認めるときに注意してほしい点
✅読者からの疑問についての回答
の2点をまとめました。

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