私は毎朝4時に起きる
人に言うと、そんなに早く起きてなにしてるの？って聞かれる。

私はまず、朝起きると顔を洗って簡単に身支度を済ませる。
そして、東に向かって太陽礼拝をする。
季節によってはまだ太陽は上っていなくて真っ暗だけど。

私の太陽礼拝はかなり自己流だ。
いろんな本で読んだり、ヨガ教室に通ったりしている内に、自分の好きな部分を組み合わせてなんとなく今の形になった。
頭で考えなくても体が勝手に動く。
私だけの太陽礼拝。

それが終わると長めの瞑想をする。
場合によってはそのままヨギックスリープに入る事もある。
友達は『それはただの二度寝だ』というけど、結局、深い瞑想状態って寝てるときに限りなく近いんじゃないかと思う。
詳しい事は知らないのだけど。

そう、だから深い瞑想に入れた時は、自分でも寝てるのか起きてるのか分からなくなる。
私はこの時間がとてつもなく好き。
これをするために生きてると思うくらいに好き。

その後は、庭に出て草木にお水をあげたりしつつ写真を撮る。
昨日までの私の物語を思い出しながら。
悲しかったこと、うれしかったこと、やりかけになってること、
いろいろ思い出しながら、ゆっくりと現実に戻ってくる。
私は夢の世界から現実に戻るのに少し時間がかかるのだ。
だから早起きをする。
そしてその、夢と現実のはざまの様なところに漂いながら、ふと浮かんだ言葉をXやnoteに投稿する。

ここまでが、私のいつもの朝いちばんにやること。
もう何年も続いている、朝のルーティン。
Xやnoteへの投稿は、最近加わったのだけど。

息子が生まれてから、
あたりまえだけど自分の好きな世界に没頭することが少なくなった。
だって、小さいひとと暮らすっていうのはそういう事だから。
自分が今やっている事の手を、呼ばれた時に止められるか。
それに尽きると思う。
私は、息子を生んでそれに気がついてから、自分の時間を明け渡した。
きみが呼べば、いつだってそばに行くよ。って。
その分、早起きして少しだけ、ひとり自分と向き合う時間を作る。

小鳥たちの歌も聴こえてきたし、
そろそろ、息子を起こそうと思う。
そして、私の物語の続きを始めよう。