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愛が人生に及ぼす影響


こんにちは。

怒涛に迫り来るテストも終盤を迎えたので、精神科の先生のオススメの

Ron Howard監督 2001年第74回アカデミー賞受賞作品「a beautiful mind」

を観て、統合失調症に対するイメージが大きく変わった。

"天才数学者ナッシュは、周囲に変人扱いされながら研究に没頭、やがて精神状態に異常をきたすようになり、病との闘いが始まる。ゲーム理論の基礎を築いたノーベル賞数学者ジョン・ナッシュの伝記小説を、オスカー俳優ラッセル・クロウを主演に「アポロ13」のロン・ハワード監督が映画化。"


辞書で統合失調症と調べても

”感覚の鈍麻・自閉症状・意思の減衰・奇妙な行動・幻覚・妄想など”

と書いており、具体的には載っていないし、想像もしづらい。



そもそも言葉だけで統合失調症を表現するには限界がある。

この映画はそんな統合失調症を体験できる。

主人公ナッシュの葛藤だけでなく、周りの反応や苦労を強く感じることができた。


なにが現実で、なにが自分の作り出した虚像なのか、自分は誰なのか、自分の役割とは?ナッシュが本当の真実を追い求めているのがとても観ていて辛くなってきた。

主人公の友人チャールズが言った

”この世の中に確かなことはなにもない。それだけは確かだ。”

というセリフにとても説得力があったし、自分自身納得した。


しかし、もうひとつ「愛」という確かなことがあった。

ナッシュが幻覚でも現実でも、婚約者アリシアの愛に支えられて生きてきたことがよくわかる。


「君が僕の答え。」


愛は与えられているうちはなかなか安易に気づくことはできない。

しかし、その愛は確かに自分の支えになっている。

それに気づくことで「愛」の強さを確かなものにしたのだと思う。

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