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#13 本紹介 『マレーシア大富豪の教え』

こんにちは。ゆうです。

今回は、本をご紹介したいと思います。

タイトル:『マレーシア大富豪の教え』
著者:小西史彦

この本は、無一文で日本を飛び出し、マレーシアで一大企業グループを築き上げ、マレーシアの経済発展に貢献したとして同国国王から、民間人では最高位の貴族の称号「タンスリ」を授与した日本人、「小西史彦さん」についての本です。

小西さんが語る言葉の重みを感じ、自分の糧にしたいと思いました。

感銘を受けた点を下記に記します。

自分にとってのフェアネスが相手にとってのフェアネスではないことはたくさんあります。私は海外で生きてきましたから、同一性の高い日本国内で生きるよりもこのような経験は多かったはずです。(p126)
自分だけの思い込みでフェアネスを相手に押し付けるのはフェアではありません。まず、「相手を理解し、尊重し、助ける」。この精神を徹底することが、一歩でもフェアネスに近づく基本。そして、フェアに付き合うことで良好な人間関係が築かれるのです。(p127)
会社のなかでどのような立場にあったとしても、常に仕事の原点は「現場」にあります。役職が上がって「現場」から離れざるを得なくなったときこそ、「現場」の大切さに思いをいたさなければなりません。そして、部下を登用するときには、「現場」としっかり向き合う姿勢をもつ人物を起用する。これがビジネスを成功に導く鉄則です。(p169)
相手の「気」を跳ね返す力—。
それは、「貫禄」と言ってもいいでしょう。
貫禄とは、身に備わっている堂々とした威厳のこと。
貫禄を育てたければ、自分より強い人物、優れた人物と付き合うことです。(p225)
何のために働くのか?
私の答えはシンプルです。家族のために働く。これに尽きます。
私はビジネスにおいても、「家族を大切にする人」こそ信頼に値する人物だと考えています。
私たちは、ビジネスパーソンである以前に、一個の人間です。家族より大切な存在があるとは、どうしても思えない。(p270)
私は明るい方へ、明るい方へと向かって歩いてきた。住む場所だけではありません。精神的な意味においても、常に明るい方へと向かって歩いてきたと思うのです。(p280)
「あのときの決断は正しかったのだろうか?」と、今でも考えることがあります。
結局のところ、私たちは人生で遭遇する出来事に、そのときそのときの最大の知恵で対処するしかないのだ、と。どんな事態を招いたとしても、ひたすら明るい方へ明るい方へと歩み続けること。それ以外にないと思うのです。(p295)
自分を苦しめた人物に感謝できるような生き方をしよう。これまで屈辱をバネに頑張ってきました。だからこそ、今の自分がある。今の自分に満足できるならば、「成長させてくれてありがとう」と感謝できる日が来るはずだと思うのです。(p296)
「成功」とは自分の人生に満足すること。
大切なのは、いつも明るい方へ向けて歩き続けることです。
どんなに苦しい状況に置かれても、ネガティブな感情に飲み込まれるのではなく、そのときの最大の知恵を絞り、最大限の努力をする。常に、明るい方へと顔を向けて歩き続ける。そんな生き方ができれば、きっと自分の人生に満足できるに違いありません。(p297)

この本は、時を変えて、何回も噛み締めるように読み返したい本です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
今日も良い日にしましょう!



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