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初めては突然に①〜婦人科検診

去年の健康診断。

いつものように、血液検査で貧血にひっかかっていた。

もう毎年のことだし、ずっと続いているから、特に病院へも行っておらず、見過ごしていた。

なんとなく、今年は病院へ行ってみようという気になった。

年明け、さっそく婦人科へ。

血液検査と問診を受ける。

月経について聞かれ、出血量が多いことを伝える。


”内診台へ行きましょう“


(え!?!?)

思いがけない展開に驚く私。

数年前に、初めてセックスをした年に、子宮頸がんの検査を受け、あまりの痛さに、“もう2度とやりたくない“と思っていた私。

貧血で受診したのに、まさかの内診!?


看護師さんから、

“準備をしてください“

と言われ、ポカーンとしている私。

“肌着と洋服を脱いでください“

慌てて支度をする。


いざ、内診台へ。

これから何が始まるのか、恐怖でしかない。

”超音波で子宮内を見てみましょう“

とお医者さん。


少しの痛みを感じながらも、

”見えますか?“

と、子宮内の様子を画面で見せられる。

するとそこには、なにやら丸っこいかたまりのようなものが・・・

”ポリープが3つ見えます。おそらくこれが月経過多の原因です。”


ポリープがあることにより、子宮の収縮がうまくいかず、月経量が調整できずに、過多月経となってしまう。それが貧血へつながる。

”妊娠を希望する場合は、ポリープにより、着床障害も考えられますので、除去した方がいいと思います。すぐにとれますので。”

”大きな病院を紹介するので、詳細な検査をしてきてください“


なんと、話が急展開・・・!

ただの貧血とあなどることなかれ。

鉄剤を処方されて終わりかと思っていたら、まさかの内診・・・そしてポリープ!

“そろそろ子どもがほしいなぁ“なんてぼんやり考えていた私は、突然の発覚に、少なからずショックを受けた。


こうして私は、後日、大学病院にて、子宮鏡検査をすることになった。




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