ゆうき

20代の響きにしがみついて生きる、音楽と旅行が好きな女子。小学生の頃の夢は小説家だった…

ゆうき

20代の響きにしがみついて生きる、音楽と旅行が好きな女子。小学生の頃の夢は小説家だった。 ”ゆうき”は、当時好きだったクラスメイトの名前。

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初めては突然に~婦人科検診③

次の受診日まではあっという間だった。 その間に、インターネットで調べたり、周りの人に聞いたりして、手術について調べた。 どうやらポリープができることは珍しいことではないらしい。 特に、子宮内膜ポリープは不妊の原因で多いようで、その多くが良性のポリープのようだ。 周囲に話を聞くうち、ポリープの手術経験者が見つかった。 その方は全く自覚症状がなく、出産時に子宮頸管ポリープが見つかったそうだ。 大きな病院に入院し手術をしたが、それ以降も再発していると言う。 ポリープの

    • 初めては突然に②〜婦人科検診

      職場の異動もありバタバタな時期に、仕事を早退して、大学病院へ。 大学病院なんてほとんど初めてに近いので、中に入るだけでドキドキ。 優しいコンシェルジュの方に聞いて、婦人科へ。 (ちなみに、2回目の受診で“子宮鏡検査“をした。) 緊張しながら自分の番を待つ。 問診をして、内診台へ。 長かかったからか、スカートも脱ぐよう指示される。 "触りますね" きびきびとした女医さんが、内診を始める。 "中に器具を入れます" (ゔっ…) この瞬間がきらいだ。 冷たい器

      • 偶然、連絡先を交換したひと⑦

        めちゃくちゃ悪いひとではない。 しかし、彼は私といて、本当に楽しいのだろうか。 ふとした瞬間に不安になる。 私の周りにはあまりいないタイプで新鮮だし、マイカーでお迎えに来てくれるし、高身長で大人っぽいし・・・ 友だちだったら、良かったかもしれない。 彼氏のことを考えながら、無意識に、もうひとりの例の彼が頭に浮かんだ。 先日の旅行のこともあり、私はとうとう別れる決心をした。 それは“ディズニー・オン・クラシック”というコンサートを見に行った帰り道。 ”私たち、友

        • 偶然、連絡先を交換したひと⑥

          忘れられない景色がある。 夏休みも近づいたある日、彼と神戸へ旅行に行くことになった。 おもに旅行好きな私が行きたい場所を伝え、プランを立てた。 彼の友だちが大阪にいるそうで、帰る前に大阪へ寄ることも決まった。 初めての土地というだけで楽しかったし、綺麗な景色を見ると心が洗われた。 初めて入るバーは、ホテルの最上階で、夜景を見ているだけで言葉もいらないほど、幸せだった。 彼がお金を気にして、カクテルを1杯しか頼まなくても、気にしなかった。 ホテルの部屋へ戻ると、順

        初めては突然に~婦人科検診③

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          偶然、連絡先を交換したひと⑤

          ディズニーデート以降も、2人で食事へ行くなど、近場で会うことはあった。 しかし、お互いの予定がなかなか合わず、出かけることがなかった。 そんなある日、休日に映画を見に行くことになった。 映画が好きだという彼に、見る映画を選んでもらう。 ”パシフィックリム“ という映画で、ロボットが怪獣と戦うアクションもの。 攻撃を受けると、ロボット内の乗組員までもがダメージを受けてしまう。 グロや手術など痛そうなシーンが苦手な私にとって、それは少々刺激が強すぎた。 (昔デート

          偶然、連絡先を交換したひと⑤

          初めては突然に①〜婦人科検診

          去年の健康診断。 いつものように、血液検査で貧血にひっかかっていた。 もう毎年のことだし、ずっと続いているから、特に病院へも行っておらず、見過ごしていた。 なんとなく、今年は病院へ行ってみようという気になった。 年明け、さっそく婦人科へ。 血液検査と問診を受ける。 月経について聞かれ、出血量が多いことを伝える。 ”内診台へ行きましょう“ (え!?!?) 思いがけない展開に驚く私。 数年前に、初めてセックスをした年に、子宮頸がんの検査を受け、あまりの痛さに、

          初めては突然に①〜婦人科検診

          斉藤さんから、現代を知る

          「斉藤さん」というアプリを知っているだろうか。 本名を明かさずに、不特定の相手と無料で電話できるサービスだ。 ちなみにテレビ電話もできる。 なんとなく、その存在は知っていたのだが、なぜか相方が突然ダウンロードし、巻き込まれてしまった。笑 突然、「電話してみて」と、スマホを渡された。 見ず知らずの人と話すなんて、何を話せばいいかわからないし、誤って個人情報を口走ってしまいそうで、恐怖でしかない。 プロフィールに、“女性”と書いたからか、電話はすぐにつながった。 「

          斉藤さんから、現代を知る

          偶然、連絡先を交換したひと④

          例の告白から一週間以内に、また別な人からも告白され、さらに初彼に電話をかけてぼろぼろ泣きながらお別れを告げる、という怒涛の日々が続いた。 20ウン年間、告白なんて一度もされたことがなかったというのに、人生で一度のモテキとはこういうことか。 “偶然、連絡先を交換したひと”と、晴れて彼氏となり、初ディズニーデートの日を指折り数える毎日だった。 とうとうディズニーデート当日。 異性と、それも彼氏とディズニーに行くなんて、人生で初めて! 念願の夢が叶った私は、相当うかれてい

          偶然、連絡先を交換したひと④

          偶然、連絡先を交換したひと③

          前回までの話はこちら⇩ ディズニーに行く約束をした日は少し先だったので、週末に食事へ出かけた。 食事が終わると、彼が車で、私の家の近くまで送ってくれることになった。 男性の運転する車の助手席に座るなんて経験をしたことがなかったので、私はとても緊張していた。 助手席から見る彼の横顔は、いつにも増して、イケメンに見える。 (助手席、サイコー!) 心の中で、何度もそう叫んだ。 穏やかで優しい彼に、ロマンチックな薄暗い車内の雰囲気も重なり、"告白してくれないかなぁ" 、

          偶然、連絡先を交換したひと③

          ルナルナを使ってみた感想

          私は今まで、自分の生理予定日がいつだとか、全くもって管理をしていなかった。 自分が何日周期だとかわからないし、前回の生理がいつ来たかさえも忘れて、旦那から、"そろそろじゃない?"なんて言われるくらいだった。 突然来る生理ほど煩わしいものはない。 旅行中に来るとか、大事なイベントの日に来るとか、生理用品を持ち合わせていないときに限って来るとか、様々な災難があった。 生理痛すらないものの、突然来る大量の出血に悩まされていたことは間違いない。 出血量が多く、こまめにトイレ

          ルナルナを使ってみた感想

          偶然、連絡先を交換したひと②

          謎の男と久しぶりの再会。 帰り際に一言話したくらいだったので、顔もうろ覚えで、ちゃんと待ち合わせができる自信がなかった。 なんとか待ち合わせることはできたが、案の定、私の中に彼の顔の記憶はなかった。 まずはランチ。ショッピングモールの中華レストランへ。 お互いのことを全く知らないので、仕事や家族、趣味など身のまわりの話題を話す。 年齢は私の2つ上。 田舎育ちなので、どこへ行くのも車で出かけると言う。 映画も好きで、洋画をよく観るとか。 現在は彼女なし。 ちな

          偶然、連絡先を交換したひと②

          ヒエラルキーとでもいうのだろうか

          ヒエラルキー、またの名を階級制。 普段の生活の中では身分こそないけれど、感じることがある。 ⑴LINEの話手軽に連絡できて、今やほとんどの人が使っているLINE。 いつでもすぐに連絡が返ってくる人、既読はつくけどなかなか返信がない人(もしくは返信しない人)、一向に既読がつかず突然返信が来る人…いろんな人がいる。 個別LINEだと返信がすぐ来る人でも、グループLINEだと、返信が怠りがちになるのはどうしてだろうか。 それも参加人数が多くなればなるほど。 全く反応がな

          ヒエラルキーとでもいうのだろうか

          偶然、連絡先を交換したひと①

          (⇧まずはこちらのシリーズからお読みいただくと、話の進行がスムーズかと思います🎵) 当日、まだ初彼と付き合っていた私。 長引けば長引くほど、別れるのが困難になると思い、新しい恋愛を探していた。 そんなとき、新社会人向けの研修に参加することになった。 社会人としてのマナーや電話対応など基本的なことを学ぶ研修だ。 他の会社の方も参加する大規模な研修。 過去に参加した先輩から、"この研修でカップルがいくつも誕生する" なんて聞かされていた。 なんでも結婚する人までいた

          偶然、連絡先を交換したひと①

          初めて彼氏ができた話④

          こんな恋人ごっこ、さっさと終わりにしたい。 けれども、初めて彼氏ができた私にとって、お別れするときはどんな言葉をかけたらいいのか、わからなかった。 そんなこんなで、もうすぐ付き合って3ヶ月になりそうだった。 長引かせるほど、情がわいて別れにくくなるような気がして、早くこの状況から抜け出したかった。 その日も、惰性でデートへ行った。 ランチだけしてすぐ帰る・・・はずだった。 ランチの後、彼は突然、”ラブホへ行ってみたい”と言い出した。 一度も行ったことがないそうだ

          初めて彼氏ができた話④

          初めて彼氏ができた話③

          告白された日、私の脳みそは情報処理が追いついていなくて、もはやパニック状態だった。 デートの帰り道、慌てて仲の良い女友だちにLINEした。 文面からも、私の慌てふためく様子が伝わったらしい。 "そんなに悩んでいるなら、ふっちゃえばいいじゃん" 恋愛経験値が上の人は、すごいことを言う。 さすがの私も、告白をokした当日にすぐふるのは相手に失礼だと思った。 とりあえず、何事も経験と思って、付き合うことにした。 4月に入り、彼も私もお互い新社会人。 彼から、仕事の休

          初めて彼氏ができた話③

          初めて彼氏ができた話②

          ★「初めて彼氏ができた話①」をまだ読んでない方は、👇こちらからからどうぞ。 初デートの翌日、さっそく次のお誘いが来た。 "スカイツリーへ行こう" まだ当時はできて間もない話題のスポット。 新しいもの好きな私は、わくわくした。 彼自身に魅力を感じることはなかったが、行きたい場所であったため、ふたつ返事で承諾した。 いざ、スカイツリーへ。 予約もしないで行った私たち。 長蛇の列で、数時間待ち。 それに加え、彼の一言。 "チケット、高いね" 結局、私たちはスカ

          初めて彼氏ができた話②