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資本主義は意外と資本主義じゃない


就職活動を通じて、分かったことがある。

世の中は資本で回っている。お金で回っている。合理的に回っている。

そんなちょっぴり悲しくなるような現実ばかり突きつけられて、俺は今からこの世界に飛び込むのかと思ったことがある。

いろんな企業のスーパー人事と話せば話すほど、自分の強みと弱みを理解して世の中のどの歯車に自分が合うのかを探す作業をいつまで続けるのかということも考えたりした。

本来私自身、考えるだけの人間ではないので、実際に資本主義の中で生活してみることにした。

つまり、いろんな会社で働いてみることにしたのである。

その時の僕の状況として、世の中のすごい人は頭がキレキレで天才的でビジネスマンとしてのスキルがあるロジカル男が活躍している世界だと思っていた。

ただ、実際に働いてみるとそんなこともない。どれだけいい大学を出ても、どれだけ頭がキレキレでも記憶力がよくても、ロジカルに考えることができても必ずしも活躍できる世界では無い事が分かった。

会社は生き物なのか?という問いを考えると僕は、生き物だと即答したい。つまり、資本主義も感情で動いている点が多く存在することに驚いた。

ビジネスは合理的な点だけでは行われていない。信頼や関係性で仕事を創り出す。そんな世界もあるのだと実感した。

少し、未来が明るくなった気がした。

資本主義で活躍するための要素として、合理的に考える力、信頼を構築するためのコミュニケーション力、この二つは明確に必要な力だと感じた。そして、それを手に入れるためにどうするべきか考えてみる。

合理的に考える→これは、コンサル会社に入ればいいじゃんで結論がつく。ゴールを設定してそこに向かっていかに最短距離で、効率的に向かうのかを模索する。もちろん結論から話す癖もつく。

ただ、これに関しては僕の中で明確に腑に落ちている事がある。
この思考は結論努力でどうにかできるのである。メガベンチャーの社長たちが口を揃えていっていた。

エネルギーは努力で構築できない。合理的に考える力は努力で構築できると。

ただ、合理に欠ける僕にとってなかなか腑に落ちない部分ではあるが、確かに毎日仕事と向き合えば自ずと資本主義の中で揉まれる。そしてその思考が身についていく。これからも合理的な思考をするタイミングは人の2倍頭を回転させていこう。

そして、信頼を構築するためのコミュニケーション力→これがいわゆる、エネルギーなのではないかと思う。人に好かれやすい人。可愛がってもらえる人。懐に入るのが上手な人。人として魅力的な人。こんな人がビジネスの世界では成功している人が多い。合理とは反対の情を上手く操る事ができるコミュニケーション能力だと思う。これは、営業活動に大いに役立つと思った。M&Aベンチャー企業の年収1億の人が言っていた。ナンパしなさい。つまり、相手が考えていることを読み取って提案をしていく力。これは明確な答えがないから難しい。暗黙である。目に見えにくい能力だが僕の長所でありこれからも伸ばし続けていきたい。

ロジカルにそして、情熱的に。

この二つが揃えば世の中に大きなインパクトを与えれると思った。だから、自分で事業を作りながらいろんな人を巻き込み、主人公として生きるためにこれからも自分で機会を作り作りだし、機会によって自分を変えていこうと思う。

加納くん一緒にやろう!

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