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ワークライフバランス?いや、休むのも仕事のうち。

ワークライフバランスという言葉。

もはや流行りすぎて
公用語にまでなっている勢いですが。

私も、適応障害になって
会社に行けなくなった時、
まずは休まないと、と
たくさんの休みをとりました。

時間がぽっかり空いて、
一日中泣きながら過ごしました。

自分は働けていないのに、
働いている人たちに
支えられているという罪悪感。

それはもう、しんどかったです。

それから身体が回復してきて、
少し元気が出てきた頃。

私は考えました。
適応障害が再発しないようにするには
どうすれば良いのか。

この時点で既に発症3回目。
転職も2回目。
つまりそれぞれの職場で
毎度、適応障害を発症していました。

こんな人生はいやだ。
もう繰り返したくない。
会社に安定して行けるようになりたい。

私が行き着いた先は
ワークライフバランスという言葉。

そうか、今まで私は
とにかく自分の心身にムチを打って
頑張れるだけ頑張ってきた。

それに、転職の度に
残業時間が少ない職場を求めていたのに、
いざ、蓋を開けてみると、
前職より現職の方が残業が多いという始末。

そりゃ心身のバランスも崩れるし、
会社に行けなくなるわな、と。

なので、少し回復して
会社に行けるようになってからは、
とにかく頑張りすぎない。
残業をしない。休みを多めにとる。
これを心がけていました。

これぞ、ワークライフバランス。
と言ってもいいでしょう、多分。

そんな時期を経て、ある程度安定して
会社に行けるようになった今。

(とはいえ、やっぱり月曜は辛くて
休んでしまおうかと思う時もあるけど)

少し元気になってきた今だからこそ思う。

ワークとライフ。
きっちり分ける必要、無いのでは?

むしろ、休むことも仕事のうち。

(もちろん、ライフって
休むことだけじゃないとは思いますが)

私はどちらかと言うと
ワーク(安定して働く)のために
ライフ(休息、趣味の時間)を過ごしている。

どこまでも仕事に重きを置く価値観。
それが自分なんだなあ、としみじみ思います。

やっぱり私にとって、仕事は大切。

自分のやりたいことをする場、
やったことのないことをできる場、
社会や人の役に立てる場。

もちろん、そこで
私みたいな性格の人は
心をすり減らしすぎないように、
搾取され過ぎないように
気をつけないといけないわけですが。

そんなに嫌なものにしたくないんです。
仕事に行くことを。仕事をすることを。

最終的にもっと元気になったら、
ワークとライフをごちゃまぜにして、
境目なく生きていきたいな、なんて。

だって、ワークとライフの境目があるから
日曜の夜、月曜の朝が辛くなるんだもの。

サザエさん症候群、
ブルーマンデーとは無縁の生活を
目指したいものですね。


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