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中島祐也@編集長(アマ)
2019年9月24日 19:39
人に対する疑念を少しずつ緩めてみよう。恐れなければならないほどの高尚な人などいない。誰に対しても、高貴な人だなどと思いこまないように。そうでないと自分のこころが畏縮してしまうからだ。いったん話をしてみれば、その偉大さは錯覚だったことがわかるだろう。だれでも生身の人間で、それぞれ欠点もあれば言い訳もする。人間味にかける人もいれば、勇気が足りない人もいる。高い地位の人は、優れているように見えても実質が
2019年9月22日 19:11
繊細な性質は、友人や仲間とつきあうのには適さない。すぐにくじけるひとは、むらがあって意気地がないことを自ら示しているようなものだ。こういう人は、自分に対して何か悪意を持っていると考える。まるで。ちょっと触れるだけですぐに傷ついてしまう眼球のようなのものだ。こういう人とつきあうときは、用心に用心を重ねて行動すること。動揺させたり気を悪くさせたりすることのないように気をつけよう。たいていは自分本位で、
2019年8月25日 17:46
分別に従い、地に足をしっかりとつけるべきだ。人のささいな意見で簡単にぐらついてはいけない。名誉に関わることで勝つのは至難の業。だから口論を避けるのが賢明だ。名誉を汚されたと感じると、すぐに、かんかんになって反論をまねくようなことを興奮のあまり口走るタイプがいる。その手には乗らないこと。その場から去れば済むことだ。わざわざ衝突し受けて立つ愚かな人もいるが、そうならないようにするのは、自分次第である。
2019年8月22日 06:45
どんな勝利にも衝突はつきものだが、上に立つ人を負かすことはまったく愚かな行為であり、取り返しのつかないことになる。宝を隠しおくのと同じように、自分の強みも隠すようにしよう。飾らない言動や服装で隠して平然としていればいい。賢人は相手が誰であれ忠告はありがたく受けとめ、忠告してくれた相手に対して便宣をはかる。星を見習おう。星はどんなに明るく輝こうとも、太陽より目立つことは断じてない。立場をわきまえるの
2019年8月20日 04:42
紳士たるもの、おどけてもいいとき、模範を示すべきとき、人気とりのためにちょっと礼を失してもいいときを心得ているのだ。時には大衆に同調することもあるだろうが、決して下品に溺れてしまうことはない。みんなの前で一度でも馬鹿な真似をすれば、その後ずっと影でそう思われてしまうからだ。人前で笑われれば失うものは大きく、一生かかっても取り返しがつかない。だからといって、たまに冗談を言うのも思いとどまってしまわな
2019年8月20日 04:28
人を出しにして笑ったり面白がったりしてはいけない。悪口を言う人という評価がたってしまうと、みんなに嫌われるからだ。多勢に無勢で、相手は数を優位に、いつでもこちらを圧倒することができる。唾棄すべきゴシップ屋が立派な人と一緒にいることがあるが、実際にはただ面白がられているだけなのだ。悪口をたたけば、やがてそれが自分に返ってくるということを忘れないように。因果応報なのだ。
2019年8月19日 04:55
賢人は、人の行為という後押しがまったくなければ、人生は長く厳しいものだと知っている。多くの人に好かれよう。引き立ててもらったり手助けしてもらったりして、人生という航海の追い風になってもらうのだ。第一印象が良ければ高い評価を得ることができる。そしてひとたびか好意が得られば、いろいろなものがもたらされる。たとえば勇気、知恵、分別、そして意欲。好意を持ってくれた人はあら探しをしたりしないから、欠点も気に
2019年8月19日 05:29
『いつも明るい知らせをもって来てくれる人』と認められたということは、つまり、良いものを探しだして、みんなに知らせる能力が評価されたということだ。悪いことをあざ笑うのではなく、良いことを褒める習慣がある人は、引く手あまたとなってみんながその意見をぜひ聞きたいと思うだろう。反対に、悪い知らせばかりもってきて、中でも一番悪いことを本人のいないところで言うような人は、しばらく上手くいったとしても、そのうち
2019年8月11日 23:12
何かしら得るところや、学べるところがある人とつきあう。相手から学び、お互いの知識や意見を交換する場にしていこう。持ちつ持たれつつの関係であれば、与えることで感謝され、また自分も新しい情報を得て視野を広げることが出来る。もののわかった人は高潔ひととつきあい、見栄だけで行動するような人をさける。有能ないだいひとは、偉大さを発揮するひと、学術学問に足跡を残すようなひととつきあいたいとおもううもの。大事な
2019年8月12日 00:31
運のいい人と悪い人を見分ける能力を磨こう。ついている人のそばにいてその恩恵にあやかるのだ。一方ついていない人からは逃げるに限る。悪運は無分別な本人からでた錆。しかもその災難は伝染するかもしれないのだ。小さな不運ひとつたりとも入り込ませてはいけない。もっと大きな不運をさらに引き寄せてしまう。トランプでどれを札にをするかが勝負であるのと同じように、人生においては避けるべき人物を心得ていることが重要だ。
2019年8月12日 19:25
聡明な人とつきあえることは実に幸運なことだ。無知や誤解といった危険から身守り、災難から救ってくれる。野蛮人のように敵国兵士を片っ端から捕まえては来家にするよりも、聡明な人に仕えてもらうほうがどれほどいいか!自分よりも優れている人に尽くしてもらえるようになれば最高だ。知識は後々まで残るが、人生はアッという間だ。知識のないひとは滅びる。だから、多くの人から学びを教わることを怠ってはいけない。人は自分が
2019年8月12日 19:49
信頼しあえる出来る人とだけ行動をともにしよう。相手が信頼に値する人物なら、万が一意見の相違が生じてしまったときでも、その人の行動を予測することが出来る。信用出来る人と議論するほうが、信用出来ない人を言い負かすよりずっといい。落ちぶれた人は失うものが何もなく、守るべき信用も何もない。こういうひととは真の協力を築けないので、関りを持たないほうがいい。信用されるからこそ、人は行いを正すもの。信用されない
2019年8月15日 01:04
人は、誰と一緒にいるかで判断される。名高く尊敬はされるような人と肩を並べるのは世才ではあるが、大変、役に立つ、才略でもある。敬愛される立派の人と行動をともにしていれば、その威光のおかげで、こちらまで輝いて見えるのだ。
2019年8月17日 10:14
見習いたいと思えるような人を手本にしよう。尊敬する人に常に接し、その判断力や態度,ふるまいを学び取ろう。自分の欠点と対極にある人とつきあうこと。自分が大酒飲みなら酒はたしなむ程度という人たちの仲間に加わり粗野なら温和な仲間を選ぶのだ。森羅万象は対比から成っている。対比があるから世界は持続し、しかも美しい。このことを頭にいれて友人を選ぼう。両極端が集まることで、中和をうまく守ることが出来るかもしれな