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【今でしょ!note#128】子連れオーストラリア奮闘記11 メルボルン街歩き

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

2歳と0歳の子どもを連れて、2週間のオーストラリア家族旅行に来ています。今日は、この旅の最終地であるメルボルン市街地滞在3日目の様子をお届けします。
連載シリーズで、子連れ海外旅行の気付きなどをお届けしていますので、まだ見られていない方は、ぜひ第1回からお楽しみください!
(長くなってきたので、記事のご紹介はいくつか抜粋にて)

ゆるりとした1日

オーストラリアには、事前に予定はほとんど決めずに、とりあえず現地入りした感じでしたが、意図せずアクティブに色々と動いていた毎日が続いていたため、午前中はゆっくり滞在先で過ごした後に、お昼あたりからゆるりと活動を始めました。

朝食を食べた後、もう一度睡眠を取ったり、上の子はYoutubeでパウパトロール鑑賞、私はメルボルンのどの辺りを巡るのが楽しいんだろう?とネットサーフィンしてました。一昨日話したメルボルン住まいの親戚も話していましたが、東京でもメルボルンでも地方でも、その場所で暮らし始めるとどこにいても割と似たような生活になりますね。

特に、ネットでどこでも繋がれるようになりましたから、東京にいてもそうでなくても、ほとんど生活スタイルの差はなくなっていると感じます。
10年近く東南アジアで仕事をしていた時も、休日は朝起きてYoutubeで音楽聞いたり、カフェに出掛けて本読んだり、昼からビール飲んだりマッサージに行ったりと、どの国でもあまり変わらない時間の過ごし方をしていました。

こちらに来て10日以上経っていますし、たまにはこんな日もあっていいですね。というより意図的に休みの日を作っていくことも、特に子連れ海外旅行では大事です。子どもも毎日慣れない土地で色々出掛けて疲れも溜まっているはずなので。
今のところ、2人とも体調を崩したりしていないのが、親としては一番嬉しいです。

コーヒー文化のまち

メルボルンといえば、コーヒー文化が根付くまちとして有名ですね。
シドニーでも思わず入りたくなるカフェが多く、歩いているだけでも楽しかったですが、昼食場所を探しがてら、メルボルンの街を歩いてみることにしました。

いろんな人で賑わっています
Royal Arcadeは、1869年設立でメルボルンで最も古いショッピングアーケード
小道を覗く度に楽しそうなお店がたくさんある

Brunettiのケーキ

「ここも入ってみたいな」と感じるお店を見ながら、一昨日の親戚訪問で教えてもらったBrunettiというケーキが有名なカフェに向かうことにしました。

https://jp.visitmelbourne.com/regions/melbourne/eat-and-drink/cafes-and-bakeries/vv-brunetti-classico

「有名なのでいつ行ってもかなり混んでいるよ」と教えてもらっていたので、行列覚悟で訪問しましたが、店内もかなり広く、ちょっとだけコーヒー飲んで休憩して出ていく人も多く回転率も高いため、並んだりすることなく、すぐに入れました。

とにかくケーキの種類が豊富
店内も多くの人で賑わっています

幾つかのカフェを巡ってみたかったため、ケーキ一つだけ食べて出ようと思っていましたが、ケーキ以外にもジェラート、サンドイッチ、ライスコロッケなど、美味しそうなメニューがたくさんあるので、普通に沢山食べてしまいました。
今回いただいたケーキはこちら。

魅力しかない画像

ニューヨークチーズケーキといちごのエクレアです。
チーズケーキは、何とも言えない上品な舌触りで濃厚すぎないのに奥が深い味わいでした。エクレアは、見た目の破壊力がいきなり素晴らしいですが、甘すぎないクリームは永遠に食べられる一品です。
お供となるコーヒーを追加注文してしまったくらい、美味しかったです。

これらのホールケーキも大きな棚に所狭しと並べられており、もちろん決して安くはないものの、このプロの作品とケーキに囲まれた空間、お店の雰囲気、特別感に対してお金を払っていると考えると、納得のプライシングでした。

スタバも撤退するカフェ文化

日本でも多くの地域で展開されているスタバは、2000年7月にシドニーで一号店を出店し、その後メルボルン、ゴールドコーストなどに85店舗展開しました。しかし、2008年には61店舗を閉鎖し、2014年には残りの24店舗もスタバの名前を残したままWithers Groupというオーストラリアのセブンイレブンを運営する会社に買収されたようです。

その理由は、特にコーヒーに詳しくない私でも、メルボルンの街を歩いているだけでも理解できる部分があって、これだけそれぞれのカフェに尖った個性があって、それぞれ違った強みを活かしながら存在している世界に、チェーン店が入り込むのはかなり難しいだろうなと。

これだけユニークなカフェも多いので、「自分好みのお気に入りのカフェで時間を過ごしたい」とか「今日は違ったお店にチャレンジしたい」と感じるのが自然な感覚という気がしていて、あえてチェーン店を選ぶ強い必要性がないのでしょうね。

こちらに来て感じるのは、日本の地方も観光資源の強さという面では全然負けていないということです。そのためにも、メルボルンのカフェ文化のように、それぞれの地域が個性と強みを尖らせていく方向性になっていかないと、あえてその場所に行く必要性がなくなる、という同じ構図に陥ると考えます。

ワクワクお土産探し

Brunettiで休んだあとは、日本へのお土産を探しました。
オーストラリアに着いた時から、色んな場所で見かけて気になっていたKOKO BLACKというチョコレート屋さんの店舗があったので、入ってみました。

こちらもうさぎやコアラ、イースター前なのでたまご型のチョコレートがあって、見ているだけで楽しい空間です。うさぎが好きな上の子どもも、大喜びです。

人が集まるホームパーティ向け?
一粒300円くらいでした。ジュネーブで訪れたチョコレート屋さんがフラッシュバック

KOKO BLACKでお土産を買ったあとは、妻と子どもが本が好きなので、近くの本屋さんに行くことに。メルボルンに来て、観光地に行かずに朝まで部屋でダラダラしていたり、地元の本屋さんに行くことも何とも格別な時間の使い方です。

イースター特集の絵本たち
大人もワクワクする絵本ばかりです

ここで、上の子が沢山の絵本にハマってしまい、5冊買いたい!と駄々をこねて泣き叫んだので大変でしたが、2冊を選んでもらうことで決着しました。笑
これだけ楽しそうな本があると、全部欲しくなる気持ちも分かります。

日本のトラベル関連の本

海外で販売されている本で、日本がどのように紹介されているのかを見るのも楽しいです。浅草とか原宿とか、定番の観光地がフォーカスされていると思いきや、私も知らない地方のことなど、かなり色々書かれていて、これ見てるだけで日本は何て魅力的なところなんだ!と思えました。外からの視点で、自分たちがどのように認知されているかを理解することって、本当に大切

トラムのフリーゾーンが便利

メルボルンのCBD(Central Business District)を色々と周りましたが、中心市街地内のエリアは、トラムが無料で乗り放題なのもとても便利でした。
観光客だけでなく地元の人の普段使いの足にもなっています。メルボルン市街地は、京都のように縦横の通りで分かりやすく区切られているため、道も分かりやすいので、まちでお金使ってもらうために交通アクセスをよくしておくまちの工夫も感じたところです。

町中を走るトラム
Free Tram Zoneは分かりやすくなっている

まちを歩いて色々と観察しているだけでも、色々と学びがありますね。
明日は、いよいよ帰国予定となるため、今日もメルボルンを最後まで楽しみながら、色々と学んできたいと思います!

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
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