ゆずみつ

感じたままに。 甘酸っぱくて、時々ほろ苦い、まるでゆずみつのように。 自分の想いを素直…

ゆずみつ

感じたままに。 甘酸っぱくて、時々ほろ苦い、まるでゆずみつのように。 自分の想いを素直に綴っていきたい。

最近の記事

出会いも別れも。

人との出会いはよくわからないものだ。 出会いがあれば別れもあるものだが、もし会うタイミングが少しでも違えばおそらく今とは違った結果になっただろうか、とも思う。 そして、たとえ出会えたとしても深く関わろうと決めなければ、そのまますれ違っていくに違いない。 今、一緒に過ごしているお友達もきっとタイミングが違えば一緒に入れなかったのかもしれないと思うと、出会いこそが奇跡に近いと思うし、声をかけて仲良くなったということもよい選択だったのだろうと思う。 一つ一つの選択が絡み合っ

    • 香りと記憶。

      香りと記憶というのは密接に関係しているという。 よく香りを嗅いで、懐かしい記憶や当時の感情が鮮明に蘇ったりすることがあるのではないだろうか。 この現象を『プルースト効果』と呼ぶらしい。 確かに香りを嗅ぐことで鮮明に記憶が蘇ったりする。 海外の洗剤の香り。 みんなと過ごした教室の香り。 入れたてのコーヒーの香り。 あの人のつけてた香水。 どちらかというと切ない思い出が蘇ることが多い気もするのだけれど。 特にあの人がつけていた香水は忘れることができない。 何のメーカー

      • ジェットコースターのような。

        「ゆずの人生ってすごいよね。ジェットコースターみたいで。…いい意味で。」 この場合の“いい意味で”って果たして付け加える必要があったんだろうかとも思いながら、 「そうねぇ」 と私は曖昧に受け流す。 他人から見ると破天荒な人生を送ってるように見えるのだろうが、私にとっては何せ通常運転なのだからどのあたりが乱高下したというのか。 参考までに聞いてみたくもなったが、それもまた面倒になって黙ってコーヒーを飲む。 まぁ言われても仕方ないか。思い当たる節はいくつもある。 もち

        • あの日に囚われたまま。

          外に出ると少しだけ冷たい風が頬を撫でていく。あぁ、もう秋なんだなと実感する。 あんなに焼けるように痛かった日差しはいつの間にか柔らかい優しい日の光として降り注いでいる。 蝉の声は聞こえなくなり、代わりに鈴虫が鳴いている。 この季節は過ごしやすくていいのだけど、私にとってはあの人を思い出す季節となり、どうにも切ない感情が押し寄せる。 忘れられない人は誰しも1人や2人いるだろう。 ただ私にとっては、忘れられないどころか今でも目を閉じれば全てを思い出してしまうくらい鮮明に記憶

        出会いも別れも。

          誰と過ごすのか。

          今は辞めてしまった昔の同僚さんがよく酔っ払うと必ずいう言葉があった。 『何を食べるかは重要ではない。“誰”と食べるかがよほど重要である』 かなり好きな言葉なのか大切にしている言葉なのか。 必ずというほど毎回言うので、おかげで飲みに行くとその言葉が頭の中でリフレインしている。 言いたいことは分かる。 同じ美味しいものだとしても、共有しているその時間が楽しいものであれば、食事はさらに美味しくなりやがて綺麗な思い出となる。 これが相性の悪い人と行くとたちまち地獄である。

          誰と過ごすのか。

          雨と仕事とこれからと。

          しとしとと降る雨を眺めながらコーヒーを飲む。 急に肌寒くなって、ちょっと前まではあんなに暑かったのにと少し寂しくさえ思う。 こんなにのんびりとした休日を過ごすのは何年ぶりだろうか。 ここのところずっと仕事が忙しく、休日さえも仕事に時間を費やしていた。 ただそれだと後から振り返ったときに何も残っておらず、虚しいだけと気づいて最近は積極的に休むようにしている。 久しぶりに書こうとするとこんなにも進まないものか。 心の中にはたくさん言いたいことや考えが浮かんでは消えていくのに

          雨と仕事とこれからと。

          自己紹介。

          はじめまして。 ゆずみつです。 普通にのんびりOLするつもりが、あれよあれよと会社の流れに巻き込まれていつの間にか上からも下からも挟まれる管理職についてしまい、クタクタな毎日を過ごしています。 最初は読む専門で登録していたのだけれど、たくさん浮かんでいく考えや思いなどを書き留めるのもいいかなと思い、書き始めることにしました。 普段言いたいことも言えずにぐっと堪えてしまう性格だからこそ、何も気にせず言える場所がほしかったのかもしれません。 好きなこと。 テニス  もう

          自己紹介。