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30歳で遂に海外に行く【①出国〜】

こんにちは、今日も元気な柚子です!
今回は渡豪編をお送りしたいと思います。プロローグはこちらから

■出発日は彼氏との2年記念日

丁度5月のGWにオーストラリアに行くことを決めた私は、早速どの都市に行くのか、いつ行くのか考え始めました。

ご存知の方も多いでしょうが、オーストラリアは南半球、南半球はその他多くの国が存在する北半球と季節が逆になります。
オーストラリアは日本の2倍の国土を赤道寄りのケアンズなどが常夏なのに対して、メルボルンやシドニーの冬はしっかり寒いため、ハイシーズンは春先〜秋頃、つまり9月〜4月頃になるのです。

観光産業がメインであるため、ハイシーズンは仕事が増えるので、一番いいのはローシーズンに行って語学を勉強し、ハイシーズンで仕事をすることなのだそうですが、決まったからとすぐに行くのも寂しくて、結局9月に出国することになりました。
エクスペディアを開いてチケットを買おうとしたところ、9/12の飛行機が一番安かったので、そこでチケットを確定したのですが、後から考えてみると、奇しくもその日は彼氏との2年記念日だったのです。(彼氏ごめんよ)

そんなこんなで3ヶ月半の間に彼氏といつも通り生活したり、文鳥のお世話をしたり、絶賛無職だったために、資金を増やそうと2ヶ月限定の派遣をやったり、コロナ陽性になり2週間隔離したり、出国1週間前には彼氏と北海道旅行にも行ったりして遂にその日がやってきました。

出国3日前まで、あまりにも忙しくて、全くそんな実感はなかったのですが、荷造りを終わらせ、スイスアーミーナイフを買ったりした以外はいつも通りの日常を送っていたのですが
出国2日前になるといよいよ出国するのかと実感が湧いてきて、急に心底不安になりました。というのも、コロナのせいで海外に行くのが3年ぶりとかだったからです。もう海外に行くのがどんな感覚だったのかをすっかり忘れてしまってました。
仕事は見つかるのか、英語は思ったように話せるのか、資金が尽きないか、友達ができるか心配になり、何より恋人と離れなければいけない事実に心が引き裂かれそうになりました。

前日の夜、ここで寝たら出国かと情緒が不安定になり、泣いてグズリ出した私に彼氏は「柚子氏、お互いがんばろうな」と言ってくれて、あー、もう絶対この人と結婚するんだ。と強く思ったのです(惚気)

そうこうしている間に眠りに着き、翌朝始発のバスで最寄駅から成田空港へ向かったのでした。
空港では母も待ってくれ、2人に見送られたのですが、一緒に朝マックを食べて、身体検査のゲート前で大号泣、大手を振って見送ってくれる2人に涙が止まらず、グズグズと出国手続きのためのエスカレーターを降りていく私の動画を母が撮っており、すぐに送ってきてくれました。
その後ろ姿があまりにもズングリムックリしており、いや、痩せようと途端に冷静になったのを思い出します 笑

こうして、彼氏との交際2年記念日に私は出国したのです。

■トランジェットのシンガポールでマーライオン見る

渡豪に際し、目的地をシドニーにすることにしました。
メルボルンと迷っていたのですが、私がシドニーにしたのはオーストラリアで一番経済が発展していて仕事が探しやすそう、天気がメルボルンより良い、海が近い、外国人が多いので外国人に優しそう。という理由でした。

シドニーに行くために取った飛行機は24時間かけて渡豪するものでした。
成田→シンガポール(7時間半)
シンガポールでトランジェット(9時間半)
シンガポール→シドニー(7時間半)

コロナの影響で入国の規制が厳しかったり、また荷物が多かったりする理由でシンガポールでは空港で過ごす予定でした。

お母さんにも知らない人と話したらダメよと言われていたし、シンガポールについて、余りにも知っていることが無すぎるので降りるのも不安だったからです。

なるべく節約するために飛行機では座席指定をしなかったところ、一番後ろの窓側の席になったのですが、2人席でその隣の女の子が優しく話を聞いたところ、日本に留学に来ていた中国人の子でした。

その子はバリ島に行くためにシンガポールで23時間トランジェットするので、出国して少しシンガポールをめぐる予定とのこと
それを聞いてすぐさま私は「私も一緒について行っていい??」と聞いたところ、快く承諾してもらい、一緒にシンガポールを巡ることになったのです。

■シンガポールでマーライオンと戯れる

シンガポールのことはよくわからなかったのですが、入国の仕方からどこに行くのかを中国人の子が全部調べてくれて、提案してくれて、そこに私の意見が加わり一緒に屋台が集まってる場所とマーライオンを見に行くことにしました。

二人で回ったので、片方が注文をするとき、もう片方が荷物を見ているなどができてとても安心だったのですが、まぁ、今日初めて会った人に荷物番をしてもらうこと自体ちょっと危ないのかもしれませんのでオススメできないです。。。。

英語も全然通じるし、中国人の子とはずっと中国語で話していたのですが
あー、自分全然いけるじゃん、英語も中国語もめっちゃ話せるし、私は全然大丈夫だわ。となってシンガポールでこの中国人の子とはお別れしました。

そのことを日本にいる彼氏や友人に話したら
「本当に息をするようにナンパするよね。コミュ力」と言われ、そういえば私コミュ力も高いんだったと思い出したのです。

■いざシドニーへ

こんな感じで私はシンガポールで自信をつけて11時ごろにはシンガポール空港へ帰還
深夜2時のフライトを待ち、ついつい食事も楽しんでしまう

眠い身体を労わりながら、搭乗口前の床で柱のコンセントに充電器を挿して、ウトウトしていると搭乗開始のアナウンスが
海外の感覚を取り戻しつつ、前日に感じた不安など1ミリもない状態で、嬉々として飛行機に乗り込んだのである。。。

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