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【書籍紹介】ホンモノの洋服の情報は本でしか手に入らない。ファッション本を紹介part2

part1はこちら↑


今回は久々のファッション本紹介コーナーです。
本当に有難いことに、インスタグラムのフォロワーが4万人を突破致しました。日に日に反応して頂ける方も多くなっていっているのを実感しており、本当に有難い限りだなと思っております。ありがとうございます。

前にも少しストーリーでちょくちょく共有していたのですが、「どうやって洋服の勉強しているのですか?」という質問が様々な方がら寄せられます。
元々、洋服をどうやって勉強しているのか?などの内部的な情報はアウトプットするつもりはなかったのですが、その質問をかなりの数頂いた時に「もしかして、需要あるのか?」と思いまして、書籍特集を組んで投稿したらかなりの反響があったんですよね。

インスタグラマーさんがやっている『購入品紹介』みたいなモノですかね・・・。

という訳で、今回は新たに購入した本の紹介パート2です。


ネットの情報は書籍で書いてある情報の2割にも満たない

本を買い始めるまで、私は「これだけの情報社会でネットが充実しているんだから、本でしか手に入らない情報なんてそんなにないだろ」って思っていました。
しかし、実際に買ってみると本当に知らない情報ばかりで。
世の中にはこんなに服に詳しい人間がいるのか、と愕然としたのを覚えています。

よくよく、考えてみると書籍とネットの大きな違いは、無料有料かです。勿論、有料である書籍はお金を頂いている訳で、著者が必死に集めてきた集大成を本として出版している訳です。
そりゃあ、本気度も違いますし、情報量も違いますよね・・・。

また、ネットに書いてある記事って細かい部分をみると結構間違っていることって多いです。大枠を間違っていることは見ているユーザーから指摘されるので間違っていることは無いのですが、本当に細かい情報(例えば年代とか)は、意外と間違っている事って多いんですよね。

勿論、洋服は完璧に解明されている訳ではないので、他のサイトと情報が違くても間違っている!という形にすぐなるというモノではないのですが、見ている方から解釈の違いで間違った伝わり方しそう・・・という文は結構見ます。

そういった意味で、本はしっかりと校正していますし、そういう情報には根拠を提示している場合が多いので、納得感も段違いになっています。


前置きが長くなってしまいましたが、では早速本編に参りましょう!
今回は、洋服の歴史編、ミリタリー編,デニム編の3部門で大枠を設定して紹介していきます。


洋服の歴史編

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『モノ』に拘る大人の為に、洋服の深部を知り尽くしたファッションディレクターが一生愛せる名品と、過去のファッショニスタたちが生み出してきた客…

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