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ソルティライチと書いて神の恵みと読む

神が現世に遺したと言われる奇跡の水のことを皆さんは知っているだろうか。

そう「ソルティライチ」である。

その白く澄んだ美しい色から別名「神の唾液」とも呼ばれている。(※ 個人の感想です)
ん?もしや、唾液と聞いて飲む気が無くなった?それは少々神への信心が足りないと言わざるを得ませんね…。じゃあ皆さんに今から飲みたくなる魔法の言葉を授けましょうか。



神様はガッキー似。


どうだろうか。飲みたくなったのではないだろうか。少なくとも僕は飲みたくなってきたし、なんなら近所の3軒全てのコンビニにあるソルティライチを買い占めたくなったし、当然家の目の前のドラッグストアに関してももちろん買い占めに走る所存である。一人オイルショック。そしてあえて冷蔵庫のチルド室で冷やしたものを一気にラッパ飲みして「このガッキーの唾液、キンッキンに冷えてやがる!」と叫びたい。君が好きだと叫びたい。ちなみにさらに衝撃的なことをお伝えすると、上記のガッキーは石原さとみでも広瀬すずでも橋本環奈でも女性向きであればディーンフジオカでも(日本女性は全員ディーンフジオカが好きだと聞いたことがあります。)代替可能なのだ。「いや、神様だしそのくらいフレキシブルに顔変えられるっしょ」というのが理由だ。神のなんと慈悲深いことか。

ちなみに、この世で手に入らないものがないHUNTER×HUNTERで言うヨークシンシティとも言うべきメルカリにて一応探してみた。






メルカリですら入手できない女神たちの唾液がまさかそこら辺のコンビニにあるとは誰が想像していただろうか。怖い。こんな機密事項に気づいてしまう自分がとてつもなく怖い。もしこの文章を最後に僕が音信不通になったら、恐らく何らかの組織に消されてしまったということであろう。

さて、前置きはこのくらいにしてソルティライチがどれほど美味いのかをお伝えしていかねばならないだろう。そもそもガッキーとの出会いは「落下女」にまでさかのぼる。…では無かった。ついついガッキーの唾液ほしさにガッキーとの出会いについて書き始めてしまった。怖い。ガッキーと石原さとみと綾瀬はるかの年々加速していく可愛さが怖い。まんじゅうこわい。(チラッ)ガッキーの唾液こわい。(チラチラッ)

話は戻って、ソルティライチとの出会いについてだ。あれは確か七年前だったか八年前だった。友人と銭湯に行ったときのことだった。談笑しながら長めの風呂に浸かりサウナで汗を流していた。そして身体中の水分はすっかりと抜け落ちていたように思う。なんだったら多少立ちくらみのようなものを感じていた。噂によると、脱水症状なるものらしい。どうりで河原らしき場所で見たこともない自分の先祖らしき人々が手を振っている光景が見え気がしたんだよなあ。
そうした中で新発売と書いてあったからだったか再登場と書いてあったからなのかももはや記憶には残っていないが、なにかしら惹き付ける要素があったのだろう、自動販売機にてソルティライチを購入したのだった。そしてすぐさま一口飲んだのである。いや、それは極限の渇きから飲んだと言うよりは浴びたといった方が適切だったかもしれない。口を介して初めてソルティライチという神の恵みを身体全身に浴びたのだ。



美味い。



人間は大きな感動に出会ったとき、無駄な言葉は要らなくなる。ただ、美味い。そう、ただただ美味いのだ。正確には、味も確かにおいしいのであるが、それよりなにより生きていくために必要なエネルギーが全身に染み渡っていく感覚をビンビンに感じた。この飲料、明らかに寿命を延ばしているッ…!
(※ もちろん個人の感想です)


「…かつ」


えっ?


「…復活」


えっ?


「範馬刃牙復活ッッ!範馬刃牙復活ッッ!」



毒に侵された人間が大量の砂糖水を摂取したことでなぜだか毒が裏返ったかの如く、身体の隅々まで生命力をみなぎらせたのだ。おそらくだが、この時僕の全身は勃起していたように思う。海綿体に血液を送り込まれたかのごとく全身の細胞にソルティライチの成分が送り込まれ、僕の身体はその時、確かに勃起していたのだ。(※ あくまで個人の感想です)

そして、あまりの感動に僕の頭の中では、西田ひかるの「人生変えちゃう夏かもね」が流れ出したのだった。この文章を読んでキリンさんが激怒せず、人生変えちゃう夏かもねのBGMをバックにCMを打ってくださることを切に願っている。そして、毎年開催される西田ひかるの誕生日会に参加したい。
(意味がわからない若者は「西田ひかる 誕生日会」で検索しよう)
そんな中、今さらながらとんでもない商品があることをこの文章を書くにあたって調べていく内に知った。




確かに我々庶民は与えられたものを享受するだけで満足し、自ら何かを作り出すという人類が持っている可能性を放棄していたのかもしれない。このソルティライチ濃縮タイプはそういった我々に警鐘を鳴らしているのかもしれない。そうした反省を踏まえ、一足お先にタピオカを大量購入し、ソルティライチと組み合わせることにする。
そうして、ついにこの夏、僕は、不老不死を手に入れる

(※あくまで個人の感想であり、効果には個人差があります。)



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