ビーフとストロガノフ
ビーフがストロガノフ、かもしれない。
・・・
2:00にハッと目が覚め、布団の中今3時間ほど眠れない。
目を閉じ「く」から始まる単語をひたすら思い浮かべたり、大丈夫眠れないだけでなんの問題もないといっそ開き直ったりしたがダメだった、、、。
こんなことならこの時間をビーフストロガノフの仕込みに使えばよかった。
特にネタはないので最近あったことを書こうと思う。
・パジャマが届いた
オーダーしていたパジャマが届いた。3重ガーゼであたたかくやわらか。袖と裾にはゴム。ズボンの両側にポケットがある。感激というより、1万円ちょっと出したらこんな感じなのねって温度。
お礼の枕カバー目当てでアンケートハガキを書くとき「周囲の他人に勧めたいですか」という質問に「そもそもあまり人に勧めないタイプなので…」と元も子もないことを書いた。
やたら勧められるとなんか不安になるんだよなぁ。
・初めて筋子を買った
いくらは高いが筋子は安い。
昔スーパーで筋子を見たとき、見てはいけないもののように見え目を逸らしたことがある。
今回筋子のバラし方を調べ、意外にやれそうだと買うに至り実践したら2/3は潰してしまった。
好きな食べ物を食べられなくする作業は想像を超え酷だった。
いくらが高い理由がわかった。
・初めて牛すじを買った
牛すじに下ごしらえが必要だとは知らなかった。軽い気持ちで買ったら下茹でに2時間、その後煮込み2時間くらいかかるレシピばかりだった。簡単と入れてもそういったレシピがヒットした。
実際煮込めばいいだけなので簡単だけど手間はかかるなという印象。
牛すじ煮込みのもりだったが、大根とシラタキとゆで卵も入れたらほとんどおでんになってしまった。
・初めて職場の飲み会があった
退職する人の送別にリモートで飲むことになった。
当日スマホから参加しているのは私だけで、他のメンバーは会社から貸与されたPCで入っていた。
私用でバッテリーを消費していいのか、そもそもなんらかの形で会社にバレるのではないか…などみみっちいことを考えていたが、みなそんなことは気にしていなかった。何にそんなに怯えているの…と思われたかもしれない。
ざっくばらんに話すとみんななかなか不満を抱え働いているんだなと知れた。
1万のパジャマでも大大大満足とはいかないし、どんな職場でもどんな人間でも潰れちゃうもんは潰れ、下茹ですりゃアクが出るんだろうなぁと思った。私たちはもうほとんどおでんなんだな。
以上です。
こう書くと初めて続きな最近でした。
そろそろお腹も空いてきました。
今食べたいのはいくらでもおでんでもビーフストロガノフでもなくお茶漬け。
ビーフストロガノフは言いたいだけ。作ったこともない。
・・・おしまい・・・
おまけ。
10年前、父の退職祝いにビーフストロガノフを食べに行った。
高級で未知でおしゃれな料理の代名詞としてたびたび家庭内で使用されてきた単語だが、食べてみてやはりよく分からない料理だなと思ったのを覚えている。
ご飯に合うのかパンに合うのか…ビーフシチューとどう違うのか…いつ食べたくなる食べ物なのか…やはり未知なままだった。
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