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アラブ版「タイタニック」のパロディー

 吉穂みらいさんがNOTEの記事で、私の「エジプトの輪舞」シリーズをお勧めしてくださいました、ありがたや。

 吉穂みらいさんはベテラン作家でいらしゃって、数々の名作を出されています。壮大なスケールのSF小説です。個人的にはタニス・リー(「タマスターラ」と「銀色の恋人」が特に好き)を彷彿とさせられました。
 キンドル読み放題で読めるので、氏の「春告鳥」をまずお勧めいたします。内容については、私がここでぐだぐだ申し上げるよりも、とにかく読まれた方がいいです✨


 NOTEのもうひとりの仲間のマカピーさんは、投稿記事で私のトーマス・クックシリーズを取り上げてくださいました。
 長いことマレーシアに在住でいらっしゃいますが、以前ヨルダンにも住んでおられます。他にも様々な国にお仕事などで行っておられ、本物の国際人の方です。

 ちなみにマカピーさん、マレーシアといえば、昔、私はクアラルンプールの映画館でもキャメロン監督の「タイタニック」を見ました。

 どこかの国で上映されたものを、誰かが隠し撮りした映像を大きなスクリーンに映していました。なので、スクリーンに人影が映っていました🤣👏

 タイタニックといえば前の投稿記事でしんみりした内容を書きました。

イギリスのノッティンガム、Clumber Streetのオフィス、1912年。私が赤く囲ったのが、タイタニック号の広告です

 今回は気を取り直して、
壮絶にくだらないアラブ版(エジプト版)タイタニックのパロディをご紹介します。

言わずもがなオリジナル版
エジプト版は✞十字架ポーズしないし、女の体を触りません。なので↑こうなります。ダイヤを金庫なんぞに入れない点も注目。

§ あらすじ(以下、ネタバレあり)

 ドバイ行きの船に乗りたいエジプト人のジャック

 しかし乗船の際、エジプト人ということでテロを疑われ、手荷物検査されると案の定、ピストル、自爆爆弾、刃物などが見つかる。

オリジナル版では、手荷物検査無しでジャックは搭乗できますが
エジプト版では、エジプト人なので手荷物検査無しで搭乗できません。案の定、わんさか🔫💣が出てきます。スポンサーのお菓子も!

 エジプト人ジャックはローズの美貌ではなく、ローズの身につける高そうな宝石に一目惚れする


オリジナル版ではジャックがローズの容姿に目をとめますが、
こっちのジャックはローズの胸元の宝石に目を止めます。(アラブの女はセイフティボックスなど信用しないので、ありったけの宝石、ゴールドを身につけています)
オリジナル版では純愛ですが
エジプト版では、ジャックはローズのジュエリー合計金額を考え、ウハウハ

 イマイチの自動翻訳の英語字幕あり。約28分。視聴回数は 1 週間足らずで 3,134,095 回に達したそうです。

乗船前。インドからドバイへ! だから、インドのオート力車で港までやってくるローズと婚約者と母親。白人は「メイド」なので後ろにいます。

 ちなみに、ローズがヌードになるシーンを「どうするのかな?」と思いきや、
そうきたか!
 
 
爆笑です。とにかくくだらない、ひたすらくだらない。馬鹿馬鹿しいのを許容できる方のみにお勧めです。


 次回こそトーマス・クックシリーズ、最終回、、、

 息子ジョンのトーマス・クック社、British Raj(インドの植民地政府)、ハッジ(ムスリムの巡礼)、アテネの第一回オリンピックの公式旅行会社に抜擢、そしてスエズ運河とイスラエル建国の父の関係(シリーズの中でチョロチョロ書いたスエズ運河、ここで伏線回収します!)、ドイツ最後の皇帝の聖地ツアー、「河豚」、建国、、、→新しいトーマス・クック社です✨どこかの学校の歴史教科書にぜひ!🤣

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